KEYCAP(3) FreeBSD ライブラリ関数マニュアル KEYCAP(3)
名称
kgetent, kgetnum, kgetflag, kgetstr − キーキャップデータベースへのアクセ スルーチン群 |
書式
int |
kgetent(char *bp, char *name); int |
kgetnum(char *id); int |
kgetflag(char *id); char * |
kgetstr(char *id, char **area); |
解説 |
これらの関数は、キーボードケーパビリティデータベース、通常は /usr/share/misc/keycap.pcvt からケーパビリティを引き出して使用します。 データベースのフォーマットは keycap(5) に説明されています。 kgetent() 関数は、 bp のバッファに name のキーボードマッピングのエントリ を展開します。引数 bp はサイズが 1024 のキャラクタバッファであるべきで、 kgetnum(), kgetflag(), kgetstr() へのその後のすべての呼び出しを通して保持 されなければなりません。 kgetent() 関数は、オープンできた keycap データ ベースファイルが一つもなければ −1 を返し、所定のマップ名にエントリがなけ れば 0 を返し、全てが正常終了すれば 1 を返します。 kgetnum() 関数はケーパビリティ id に対する数値を得ます。マップから与えら れなければ −1 を返します。 kgetflag() 関数は、特定のケーパビリティがマップのエントリに存在すれば 1 を戻し、存在しなければ 0 を戻します。 kgetstr() 関数はケーパビリティ id に対する文字列を area によって示された バッファにコピーし、そのポインタを返します。そして area ポインタをその文 字列の後ろまで進めます。 kgetstr() 関数は、ケーパビリティが見つからなけれ ば NULL を返します。 |
関連ファイル
/usr/share/misc/keycap.pcvt
キーボードケーパビリティデータベース (なけれ ばインストール時に選択されます) 関連項目 |
FreeBSD 10.0 January 3, 1993 FreeBSD 10.0 |