setproctitle(3)

setproctitle − ps(1) 用のプロセスタイトルを設定する

#include <sys/types.h>
#include <libutil.h>

void

setproctitle(const char *fmt, ...);

解説

setproctitle() ライブラリルーチンは、 ps(1) コマンドに現れるプロセスタイ トルを設定します。

タイトルは実行可能モジュールの名前に、 fmt で指定される引数の printf(3) スタイルの拡張の結果が続いたもので設定されます。 fmt 引数が ‘‘-’’ 文字で 開始する場合、実行形式名はスキップされます。

fmt が NULL の場合、プロセスタイトルは元に戻ります。

デーモンにタイトルを設定してそのアクティビティを示す方法は次のとおりで す。

      setproctitle("talking to %s", inet_ntoa(addr));

ps(1), w(1), kvm(3), kvm_getargv(3), printf(3)

setproctitle() は、黙示的には標準ではありません。 ps(1) コマンド行が変化 するようにする他の方法 (argv[0] ストリング上のコピーを含む)も黙示的に移植 不可能です。システム付属の setproctitle() が存在する場合は、これを使用す る方が賢明です。

不都合なことに、 setproctitle() の他のバージョンを呼び出す他の規約がある 可能性があります。ただし、作者はまだどれも見つけていません。これは主導的 な慣行であると信じられています。

実現は、 NetBSD と BSD/OS も含めて、実現システムは他のシステムとの互換性 があると考えられます。

setproctitle() は FreeBSD 2.2 で最初に現れました。他のオペレーティングシ ステムも同じような機能を持っています。

Peter Wemm ⟨peter@FreeBSD.org⟩ は、 Eric Allman ⟨eric@sendmail.org⟩ によ る Sendmail 8.7.3 ソースコードからアイデアを取りました。

FreeBSD 10.0 December 16, 1995 FreeBSD 10.0