STRCASECMP(3) FreeBSD ライブラリ関数マニュアル STRCASECMP(3)
名称
strcasecmp, strncasecmp − 大文字小文字を無視した文字列の比較 |
ライブラリ
標準 C ライブラリ (libc, −lc) |
書式
#include <string.h> int |
strcasecmp(const char *s1, const char *s2); int |
strncasecmp(const char *s1, const char *s2, size_t len); |
解説 |
strcasecmp() および strncasecmp() 関数は、ヌル文字で終了する文字列 s1 お よび s2 を比較します。 strncasecmp() は、最大で len 個の文字を比較します。 |
戻り値
strcasecmp() および strncasecmp() は、それぞれの文字を小文字に変換した後 に s1 が s2 よりも辞書式順序で大きいか、等しいか、あるいは小さいかに応じ て、それぞれ、0 より大きい、0 に等しい、あるいは 0 より小さい整数を返しま す。文字列自体は修正されません。比較は、 ‘\200’ が ‘\0’ よりも大きくなる ように、unsigned char を使って行います。 |
関連項目
bcmp(3), memcmp(3), strcmp(3), strcoll(3), strxfrm(3), tolower(3) |
歴史
strcasecmp() および strncasecmp() 関数は、 4.4BSD ではじめて登場しまし た。 FreeBSD 10.0 June 9, 1993 FreeBSD 10.0 |