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ATKBDC(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル ATKBDC(4)

名称

atkbdc − AT キーボードコントローラのインタフェース

書式

options "KBD_RESETDELAY=N"

options "KBD_MAXWAIT=N"

options "KBDIO_DEBUG=N"

controller atkbdc0 at isa? port IO_KBD tty

解説

キーボードコントローラ atkbdc は AT キーボードや PS/2 マウス形式のポイン ティングデバイスへの I/O サービスを提供します。このコントローラはキーボー ドドライバ atkbd と PS/2 ポインティングデバイスドライバ psm のために必要 です。

システム中には atkbdc デバイスを 1 つだけ設定することができます。

ドライバの設定

カーネル設定オプション

atkbdc ドライバを制御するために、次のカーネル設定オプションが使えます。こ れらはカーネル設定ファイル (config(8) 参照) で指定できます。

       KBD_RESETDELAY=X, KBD_MAXWAIT=Y

キーボードドライバ atkbd やポインティングデバイスドライバ psm は、 ブート時に atkbdc ドライバを通じてデバイスをリセットします。これら のデバイスがリセットコマンドに応答するのに時間がかかることがありま す。これらのオプションは、 atkbdc ドライバが応答を待つのをあきらめ るまでの時間を設定します。ドライバは最大で X * Y ミリ秒待ちます。 もしドライバがデバイスを検出できないようなら、これらの値を増やすと 良いかもしれません。デフォルトの値は X が 200 ミリ秒で、 Y が 5 で す。

KBDIO_DEBUG=N
デバッグレベルを N にします。デフォルトは 0 で、すべてのデバッグ出 力は抑制されます。

関連項目

atkbd(4), psm(4), config(8)

歴史

atkbdc ドライバは FreeBSD 3.1 に初めて登場しました。これは FreeBSD 2.2 の kbdio モジュールに基づいています。

作者

kbdio モジュールと atkbdc ドライバ、およびこのマニュアルページは Kazutaka Yokota ⟨yokota@FreeBSD.org⟩ が書きました。

FreeBSD February 9, 1999 FreeBSD

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