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LE(4) FreeBSD/i386 カーネルインタフェースマニュアル LE(4)

名称

le − DEC EtherWORKS II/III イーサネットデバイスドライバ

書式

device le0 at isa? port 0x300 net irq 5 iomem 0xd0000

解説

le ドライバは、後期の Digital Equipment EtherWORKS II (DE200, DE201, DE202, DE422) と DEC EtherWORKS III (DE203, DE204, DE205) NIC のサポート を提供します。

le ドライバのための有効な IRQ 設定は 5, 10, 11, 15 です。

診断

le%d: not configured -- too many devices 1 台のマシンに許される le デバ イスの数には制限があります。

le%d: lemac configuration error: expected IRQ 0x%x actual 0x%x 検出され た IRQ 値は、カーネル設定ファイルで指定される値と一致しませんでした。カー ドを変更するか、新しいカーネルを構築しなければなりません。

le%d: lemac configuration error: expected iomem 0x%x actual 0x%x 検出さ れた iomem 値は、カーネル設定ファイルで指定される値と一致しませんでした。 カードを変更するか、新しいカーネルを構築しなければなりません。

le%d: reset: EEPROM checksum failed (0x%x) EEPROM 内の情報が正確であると いうことに le ドライバは依存します。このエラーが発生するならば、カードを 変更してください。

le%d: fatal RXD error, attempting recovery
le%d: recovery failed -- board disabled
受信エラーが発生しました。ドライ バは、このエラーから回復しようとします。しかし、それが不可能な場合、ドラ イバはカードをシャットダウンします。

le%d: lance: warning: excessive collisions: TDR%dns (%d-%dm) 極めて多く のイーサネットコリジョンが検出されました。ネットワークが非常に混雑してい る場合かもしれません。あるいは、これは EtherWORKS カードによる問題を示唆 するかもしれません。

関連項目

arp(4), netintro(4), config(8), ifconfig(8)

       Building 4.3 BSD UNIX System with Config.

歴史

le デバイスドライバは、 FreeBSD 2.0 で存在しました。

作者

le デバイスドライバは、 Matt Thomas が書きました。このマニュアルページ は、
David E. O’Brien が書きました。

FreeBSD January 19, 1997 FreeBSD

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