SMBBUS(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル SMBBUS(4)
名称
smbus − システム管理バス |
書式
controller smbus |
device iicsmb0 at iicbus? |
device bktr0 |
解説 |
様々な SMB デバイスを制御し種々の SMB コントローラ (I2C, PIIX4, Brooktree848, vm86...) を利用するドライバを実装するため、 smbus システム は、単一形態で、モジュール化された、アーキテクチャに依存しないシステムを 提供します。 |
システム管理バス
システム管理バスは 2 本のワイヤからなるインタフェースであり、単純な電源関 連のチップがシステムの残りの部分と通信できるようにするためのものです。こ れはバックボーンとして I2C を使っています ( iicbus(4) 参照)。 SMB を使ったシステムはデバイスの個々の制御ラインを見ていくのではなく、デ バイスとメッセージのやりとりをします。 SMBus を使うことにより、デバイスは、製造業者の情報を提供すること、システ ムに対してそのモデルや部品番号を伝えること、サスペンドイベントのために状 態を保存すること、様々なタイプのエラーを報告すること、制御パラメータを受 け付けること、ステータスを返すことが可能となります。 適切な電気的ブリッジが内部の SMB デバイスと外部の ACCESS バスデバイスの間 に提供されていれば、 SMBus は、 ACCESS バスのコンポーネントとして同じホス トデバイスと物理バスを共有できます。 |
関連項目
歴史
smbus マニュアルページは FreeBSD 3.0 で登場しました。 |
作者
このマニュアルページは Nicolas Souchu が書きました。 FreeBSD August 10, 1998 FreeBSD |