RANDOM(6) FreeBSD ゲームマニュアル RANDOM(6)
名称
random − ファイルからのランダムな行選択、あるいは乱数 |
書式
random [−elrUuw] [−f filename] [denominator] |
解説 |
random は 2 つの異なる動作モードがあります。デフォルトは、標準入力の行を 読み取り、 1 / denominator の確率でそれらを標準出力へ書き込むことです。こ の動作モードでのデフォルトの denominator は 2 であり、各行が表示される確 率は 50/50 です。 第 2 の動作モードは、 filename からファイルを読み取り、ファイルの中身をか き混ぜ、これを標準出力へ送るというものです。ファイル内容は、改行または isspace(3) で判定される空白文字をもとに、かき混ぜられます。この動作モード でのデフォルトの denominator は 1 であり、各行は表示されますが random(3) 順となります。 オプションは以下の通りです。 |
−e
−e オプションが指定されていると、 random は何も読み書きせず、 0 から denominator - 1 までの整数からランダムに選んだ値を返り値とし てそのまま終了します。 −f filename −l −r −U −u −w 関連項目 |
バグ
トークン表示時にはインデックスを使用していません。このため、大きなファイ ル (10MB+) では遅くなるでしょう。性能の影響を受ける領域でこれを使用するの でしたらば、工夫したでしょう。しかしながら、小さなファイルに対しては十分 に高速で効率的です。 |
歴史
行や語をかき混ぜる機能は、2003 に Sean Chittenden 〈seanc@FreeBSD.org〉 が 追加しました。 FreeBSD 10.0 February 8, 2003 FreeBSD 10.0 |