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KEYSERV(8) FreeBSD システム管理者マニュアル KEYSERV(8)

名称

keyserv − プライベートな暗号鍵を格納するサーバ

書式

keyserv [−d] [−D] [−n] [−p path] [−v]

解説

keyserv ユーティリティは、ログインした各ユーザのプライベートな暗号鍵を格 納するために使用されます。これらの暗号鍵は、安全な NFS などの安全なネット ワークサービスにアクセスするために使用されます。

通常、デーモン起動時に、root の鍵がファイル /etc/.rootkey から読み取られ ます。これは、パスワードを入力する人が周囲にいないとき、電源切断によるリ ブートが発生する場合に有用です。

秘密鍵を持たないクライアントが keyserv を呼び出した場合、ユーザ nobody の 鍵がデフォルトの鍵の代わりに使用されます。

次のオプションが使用可能です:

       −d

nobody に対するデフォルトの鍵の使用を禁止します。

−D
デバッグモードで実行し、 keyserv に対するすべての要求をログしま す。

−n
root の秘密鍵を /etc/.rootkey から読み取りません。代りに、 keyserv はユーザにパスワードの入力をうながし、これを使用して /etc/publickey データベースに格納された root の鍵を復号し、復号し た鍵を将来使用するために /etc/.rootkey に格納します。このオプショ ンが有用なのは、 /etc/.rootkey ファイルが古くなったり、壊れた場合 です。

−p path
libdes.so.3
を検索する場所を指定します。デフォルトは /usr/lib で す。

−v
DES サポートの状態を表示します (有効/無効)。

関連ファイル

       /etc/.rootkey

/usr/lib/libdes.so.3

関連項目

keylogin(1), keylogout(1), publickey(5)

FreeBSD 10.0 September 14, 1992 FreeBSD 10.0

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