ktrdump(8)

ktrdump − カーネル ktr トレースバッファの表示

ktrdump [−cfqrt] [−e execfile] [−m corefile] [−o outfile]

解説

ktrdump ユーティリティは、カーネル ktr トレースバッファをダンプするために 使用されます。

次のオプションが使用可能です:

各エントリをログした CPU 番号を表示します。

−f
各エントリをログしたファイルと行番号を表示します。

−q
静粛モード。列のヘッダを表示しません。

−r
絶対タイムスタンプではなく相対タイムスタンプを表示します。

−t
各エントリのタイムスタンプを表示します。

−e execfile
シンボル解決のために使用するカーネルイメージです。デフォルト は、 getbootfile(3) から返される値です。

−m corefile
読み込むコアファイルまたはメモリイメージです。デフォルトは /dev/mem です。

−o outfile
出力を書き出すファイルです。デフォルトは標準出力です。

関連項目

ktr(4), ktr(9)

ktrdump ユーティリティは FreeBSD 5.0 にはじめて登場しました。

ktrdump ユーティリティを実装したのは Jake Burkholder ⟨jake@FreeBSD.org⟩ です。

このマニュアルページを記述したのは Chad David ⟨davidc@FreeBSD.org⟩ です。

FreeBSD 10.0 May 5, 2004 FreeBSD 10.0