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RMEXTATTR(8) FreeBSD システム管理者マニュアル RMEXTATTR(8)

名称

getextattr, lsextattr, rmextattr, setextattr − 拡張属性の操作

書式

getextattr [−fhqsx] attrnamespace attrname filename ...

lsextattr [−fhq] attrnamespace filename ...

rmextattr [−fhq] attrnamespace attrname filename ...

setextattr [−fhnq] attrnamespace attrname attrvalue filename ...

解説

これらのユーティリティは、ファイルおよびディレクトリ中の指定された拡張属 性を操作するためのユーザツールです。 attrnamespace 引数は取り出し対象の属 性の名前空間であり、正当な値は user および system です。 attrname 引数は 属性名、 filename 引数はターゲットファイルまたはディレクトリの名前、 attrvalue 引数は属性に格納する文字列です。

次のオプションが使用可能です:

       −f

(強制) 各ファイル名に対するエラーを無視し、残りの引数に対して処理 を続行します。

−h
(非追跡) ファイルがシンボリックリンクの場合、リンクで指されるファ イルではなくリンク自身に対して操作を実行します。

−n
(NUL 終端) 出力中の内容の部分を NUL 終端します。

−q
(静寂) パス名を表示せず、エラーメッセージを抑制します。

−s
(文字列化) 非表示文字をエスケープし、出力をクォートで括ります。

−x
(16 進数) 出力を 16 進数で表示します。

使用例

setextattr system md5 ‘md5 -q /boot/kernel/kernel‘ /boot/kernel/kernel
getextattr system md5 /boot/kernel/kernel
lsextattr system /boot/kernel/kernel
rmextattr system md5 /boot/kernel/kernel

関連項目

extattr(2), extattr(3), extattrctl(8), extattr(9)

歴史

拡張属性サポートは、 TrustedBSD Project の一部として開発され、 FreeBSD 5.0 で導入されました。各ファイルやディレクトリが追加ラベルを持つ ことを必要とするようなセキュリティ拡張のために、この開発が行われました。

作者

Robert N M Watson
Poul-Henning Kamp

バグ

setextattr ユーティリティは、属性に対して文字列を設定するためだけに使用で きます。

FreeBSD 10.0 August 30, 2000 FreeBSD 10.0

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