KEYBOARD

名前

書式

Section N'34'InputDeviceN'34'
  Identifier N'34'idevnameN'34'
  Driver N'34'keyboardN'34'
  ...
EndSection

説明

keyboard ドライバはキーボード入力デバイスとして動作し、X サーバのコアキーボード として利用できる。このドライバは現在はコア X サーバに組み込まれており、 複数インスタンスはまだサポートされていない。  

詳細設定

以下のドライバオプション( Options 項目)がサポートされている:

Option N'34'ProtocolN'34' N'34'stringN'34'

マウスのプロトコルを指定する。有効なタイプは以下の通り:

Standard, Xqueue

必ずしも全てのプラットフォームで全てのプロトコルがサポートされているわ けではない。 デフォルト値: "Standard"

Option N'34'AutoRepeatN'34' N'34'delay rateN'34'

キーボードの自動リピートの動作を設定する。 全てのプラットフォームで実装されているわけではない。 delay はキーのリピートが始まるまでのミリ秒単位での時間である。 rate は秒あたりのキーリピートの回数である。 デフォルト値: "500 30"

Option N'34'XLedsN'34' N'34'ledlistN'34'

ledlist で指定したキーボードの LED を、伝統的な機能(Scroll Lock, Caps Lock, Num Lock)ではなく、クライアントが使えるようにする。 リストの範囲は 1 から 3 である。 デフォルト値: 空リスト

Option N'34'XkbDisableN'34' N'34'booleanN'34'

XKEYBOARD 機能拡張を有効または無効にする。 コマンドラインオプション -kb は、設定ファイルでのオプション指定より 優先される。 デフォルト値: XKB は有効

Option N'34'XkbRulesN'34' N'34'rulesN'34'

XkbModel, XkbLayout, XkbVariant, XkbOptions の設定を解釈するために使う XKB の規則ファイルを選択する。 デフォルト値: ほとんどのプラットフォームで "xfree86" だが、日本の PC-98 プラットフォームでは "xfree98" である。

Option N'34'XkbModelN'34' N'34'modelnameN'34'

XKB のキーボード名を指定する。 デフォルト値: ほとんどのプラットフォームで "pc101" だが、 日本の PC-98 プラットフォームでは "pc98"、 x86 用 Solaris8 では "pc101_sol8x86" である。

Option N'34'XkbLayoutN'34' N'34'layoutnameN'34'

XKB のキーボードレイアウト名を指定する。 これは普通、キーボードの国や言語の種類である。 デフォルト値: ほとんどのプラットフォームで "us" だが、 日本の PC-98 プラットフォームでは "nec/jp" である。

Option N'34'XkbVariantN'34' N'34'variantsN'34'

XKB のキーボードの可変要素を指定する。 これはキーボードレイアウトの詳細部分を改善するために利用できる。 デフォルト値: 未設定

Option N'34'XkbOptionsN'34' N'34'optionsN'34'

XKB のキーボードのオプション要素を指定する。これはキーボードの 動作を改善するために利用できる。 デフォルト値: 未設定

この他にも利用可能な XKB 関連オプションがあるが、それらは上記の オプションと互換性がないので使わないほうがよい。 したがってここでは説明しない。  

関連項目

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