SIS
Section: XFree86 (4)
Updated: Version
索引
xjman
名前
sis - SiS 用ビデオドライバ
書式
Section N'34'DeviceN'34'
Identifier N'34'devnameN'34'
Driver N'34'sisN'34'
...
EndSection
説明
sis
は SiS 製ビデオカード用の XFree86 ビデオドライバである。
このドライバはアクセラレーションが使え、色の深さ 8, 16, 24 に
対応している。
XVideo, Render 等の機能拡張にも対応している。
対応ハードウェア
sis
ドライバは、以下のチップセットをベースにしている PCI と AGP の
ビデオカードに対応している。
SIS5597
SIS5598
SIS530
SIS6326
SIS300
SIS540
SIS630
詳細設定
詳細設定の一般的な部分については XF86Config(5x) を参照すること。
このセクションではこのドライバ固有の詳細設定のみを扱う。
このドライバは、全てのチップにおいてビデオメモリの搭載量を自動検出する。
しかし 6326 の場合、自動検出できるメモリの量は 4MB 以下に制限されている。
これはバグ(少なくともドキュメント上の誤り)のためである。
4MB 以上メモリを積んだ 6326 ベースのボードを使う場合には、
device セクションで
N'34'VideoRAMN'34'
オプションを使ってメモリ量の設定を上書きできる。また、上書きを行う必要
もある(使わないと多分カーソル表示の問題が起きる)。
ドットクロック値の制限のためにうまく高解像度にできない場合には、
N'34'DacSpeedN'34'
オプションを試すとよい。これも device セクションで指定する。
利用できる
Options
は次の通りである:
- Option N'34'NoAccelN'34' N'34'booleanN'34'
-
アクセラレーションを有効または無効にする。
デフォルト値: アクセラレーションは有効
- Option N'34'HWCursorN'34' N'34'booleanN'34'
-
ハードウェアカーソルを有効または無効にする。
デフォルト値: on
- Option N'34'SWCursorN'34' N'34'booleanN'34'
-
HWCursor オプションの逆である。
デフォルト値: off
- Option N'34'NoXVideo*q N'34'booleanN'34'
-
XV (XVideo) 機能拡張への対応を無効にする。
デフォルト値: off
- Option N'34'SetMClkN'34' N'34'integerN'34'
-
メモリクロック値を設定する。
単位は MHz である。
デフォルト値: 自動検出
- Option N'34'PciRetryN'34' N'34'booleanN'34'
-
PCI リトライを有効または無効にする。
デフォルト値: on
- Option N'34'TurboQueueN'34' N'34'booleanN'34'
-
TurboQueue モードを有効または無効にする。
デフォルト値: SIS350 では off。それ以外のチップでは on
- Option N'34'FastVramN'34' N'34'booleanN'34'
-
FastVram モードを有効または無効にする。
デフォルト値: on
- Option N'34'RotateN'34' N'34'CWN'34'
-
画面を時計回りに回転させる。
このモードではアクセラレーションが効かない。
また、このモードではシャドウフレームバッファレイヤが使われる。
デフォルト値: 回転しない
- Option N'34'RotateN'34' N'34'CCWN'34'
-
画面を反時計回りに回転させる。
このモードではアクセラレーションが効かない。
また、このモードではシャドウフレームバッファレイヤが使われる。
デフォルト値: 回転しない
- Option N'34'ForceCRT2TypeN'34' N'34'stringN'34'
-
ディスプレイの種類を TV, LCD, VGA のどれかに強制的に設定する。
デフォルト値: 自動検出
- Option N'34'ShadowFBN'34' N'34'booleanN'34'
-
シャドウフレームバッファレイヤの使用を有効または無効にする。
デフォルト値: off
- Option N'34'NoXVideoN'34' N'34'booleanN'34'
-
ビデオ拡大・縮小機能の使用を有効または無効にする。
デフォルト値: off
- Option N'34'VESAN'34' N'34'booleanN'34'
-
VESA BIOS 初期化の使用を強制的にオンまたはオフにする。
デフォルト値: このオプションが設定されてなければ、チップセットによる
- Option N'34'MaxXFBMemN'34' N'34'integerN'34'
-
X が使うビデオメモリの量を設定する。
このオプションは、ビデオメモリの先頭からの一部のメモリを 3D 処理のため
に予約しておくときに便利である。
現在の Linux においては、3D メモリは sisfb カーネルドライバが処理する。
デフォルト値: 全てのメモリを X が使う
関連項目
XFree86(1), XF86Config(5x), xf86config(1), Xserver(1), X(7)
作者
Authors include: Alan Hourihane, Mike Chapman, Juanjo Santamarta, Mitani
Hiroshi, David Thomas, Sung-Ching Lin, Ademar Reis
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
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- 対応ハードウェア
-
- 詳細設定
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- 関連項目
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- 作者
-
Time: 07:01:14 GMT, January 12, 2009