FreeBSD
FreeBSD とは、Unix OSで、BSD系OSの1つです。C言語を学習する環境として、最適な環境の1つです。
読み方
- FreeBSD
- ふりーびーえすでぃー
目次
概要
FreeBSDは、プログラミング環境として使用しやすい環境です。 デフォルトで、clangのコンパイラが用意されているなど、すぐにC言語のコンパイラ cc コマンドが利用できます。
また、Make といったビルドツールもあり、非常に便利です。
詳しくは、 FreeBSD入門 をご参照下さい。
FreeBSDで使えるCコンパイラ
FreeBSD では、デフォルトのコンパイラは、clang です。そのほかに、gcc を pkg コマンドでインストールして、すぐに使うことができます。
FreeBSDで使えるCコンパイラのコマンド
FreeBSD の Cコンパイラのコマンドは、 cc コマンドです。 FreeBSDをインストールした、デフォルトの環境で利用できます。
FreeBSDで使えるCコンパイラのコマンドの使い方
cc コマンドに、Cのソースファイルを引数で指定し、コンパイルすると、デフォルトでは、 a.out という ELF の実行ファイルが作成されます。
% cc hello.c % ./a.out
FreeBSDにgccコマンドをインストールする
gcc コマンドを簡単にインストールできます。
sudo pkg install gcc
バージョンごとにパッケージがあり、同居させることも可能です。 詳しくは、 pkg search でインストールできるパッケージを調べてください。
sudo pkg search gcc
FreeBSD で使えるエディタ
C のソースファイルを作成・編集するために、エディタを利用します。 エディタとは、 Windows で言えば、メモ帳や秀丸のようなソフトウェアのことです。
FreeBSD でよく使われるエディタは、おそらく
- Vim
- emacs
などのエディタでしょう。
Vim の元となった vi はデフォルトでインストールされていますが、 Vim は、pkg でインストールします。 Vim の派生として、 neovim もあり、今後は、そちらが主流になる可能性もあります。
Vim をインストールするコマンドは、以下の通りです。
sudo pkg install vim
neovim をインストールするコマンドは、以下の通りです。
sudo pkg install neovim
emacs をインストールするコマンドは、以下の通りです。
sudo pkg install emacs
FreeBSD で使えるビルドツール
プログラムをビルドするために、よく使われるコマンドは、Make です。 FreeBSD の make コマンドは、 BSD 系の make であるため、 GNU Make を使いたい場合には、 gmake をインストールする必要があります。
GNU Make (gmake) をインストールするコマンドは、以下の通りです。
sudo pkg install gmake
コマンドは、以下の通りです。
- BSD make
- make
- GNU Make
- gmake
make/gmake は、 Makefile と呼ばれるファイルを読み込み、実行します。
関連項目
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