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WORM(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル WORM(4)

名称

worm − 1 回書き込み型 (CD-R) ディスクドライバ

書式

ありません。

解説

worm ドライバは FreeBSD 3.0 以前の FreeBSD リリースで提供されていました。

FreeBSD の SCSI レイヤは FreeBSD 3.0 では CAM に従った SCSI レイヤに置き 換えられました。新しい SCSI レイヤは worm(4) ドライバを含んでいませんし、 将来も含まないでしょう。おそらく、将来 CD-R/CD-RW/DVD ドライブのカーネル 内サポートが cd(4) ドライバを通じて実装されるでしょう。 WORM, CD-R, CD-RW のドライブで CD に書き込みをしたいユーザは、 cdrecord を使ってください。 これは FreeBSD ports コレクションに含まれています。

cd(4) ドライバは CD, CD-R, CD-RW のドライブへの読み込み専用のアクセスを提 供しています。これは CDROM コマンドセットをサポートした WORM ドライブも同 様です。ですから、WORM ドライブ中の CD をマウントしたいユーザは、代わりに cd(4) ドライバを使ってください。

関連項目

close(2), ioctl(2), open(2), write(2), cd(4), pass(4), xpt(4)

作者

worm ドライバの最初の骨組みは Peter Dufault が 1995 年 5 月に書きました。 その後 1996 年 1 月に Joerg Wunsch が改良して実際に使えるようになりまし た。

歴史

worm ドライバは FreeBSD 2.1 に登場して、 FreeBSD 3.0 で CAM SCSI レイヤが 登場したのにともなってなくなりました。

FreeBSD October 15, 1998 FreeBSD

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