「シングルユーザーモード」の版間の差分
提供: FreeBSD入門
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コンソールが物理的に安全ではない場合に、この設定を使って下さい。 | コンソールが物理的に安全ではない場合に、この設定を使って下さい。 | ||
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=== シングルユーザーモードでの起動 === | === シングルユーザーモードでの起動 === | ||
[[シングルユーザーモード]] で起動するには、ブートローダで boot コマンドを利用します。 | [[シングルユーザーモード]] で起動するには、ブートローダで boot コマンドを利用します。 | ||
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=== シングルユーザーモードで起動したあとにすること === | === シングルユーザーモードで起動したあとにすること === | ||
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ファイルシステムの整合性チェックをする場合には、[[fsck]]コマンドを実行します。 | ファイルシステムの整合性チェックをする場合には、[[fsck]]コマンドを実行します。 | ||
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2015年9月27日 (日) 17:29時点における最新版
シングルユーザーモード (Single User Mode) とは、FreeBSD のメンテナンスなどに利用されるモードです。コンソール以外の端末から操作できません。
- シングルユーザーモード
概要
シングルユーザーモード (Single User Mode) とは、FreeBSD のメンテナンスなどに利用されるモードです。コンソール以外の端末から操作できません。
システムに不良があったとき、シングルユーザーモード になることがあります。
シングルユーザーモード で起動すると、root ユーザの権限でシェルが使えます。
設定
デフォルトの設定では、シングルユーザーモードで起動すると、g を要求されません。
# If console is marked "insecure", then init will ask for the root password # when going to single-user mode. console none unknown off secure
/etc/ttys の console の設定の secure を insecure にすることでg を要求します。
# If console is marked "insecure", then init will ask for the root password # when going to single-user mode. console none unknown off insecure
コンソールが物理的に安全ではない場合に、この設定を使って下さい。
使い方
シングルユーザーモードでの起動
シングルユーザーモード で起動するには、ブートローダで boot コマンドを利用します。
boot -s
シングルユーザーモードで起動したあとにすること
ファイルシステムの整合性チェックをする場合には、fsckコマンドを実行します。
# fsck -p
/ (ルートパーティション) を書き込み可能にするには、mount コマンドを使用します。
# mount -u /
ほかのパーティションをマウントするには、mount コマンドを使用します。
# mount -a
スワップが必要なときに、スワップを有効化します。メモリが十分あれば、不要です。
# swapon -a
シングルユーザーモードを終了する
C-d (コントロール d) でシェルを抜ければ、マルチユーザーモード で起動します。