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2013年6月5日 (水) 21:04時点における版
truss とは、システムコールをトレースします。
読み方
- truss
- とらす
概要
truss とは、システムコールをトレースします。
truss ユーテリティは、指定されたプロセス、もしくは、プログラムのシステムコールの呼び出しをトレースします。 出力は、指定された出力ファイルか、デフォルトでは、標準エラーに出力されます。ptrace を通して、モニタリングされます。
インストール
コマンドラインオプション
usage: truss [-cfaedDS] [-o file] [-s strsize] -p pid truss [-cfaedDS] [-o file] [-s strsize] command [args]
使い方
echo hello を実行して、システムコールの呼び出しをトレースします。
% truss /bin/echo hello
呼び出し回数や呼び出し時間のサマリを表示します。
% truss -S -c /bin/echo hello hello syscall seconds calls errors readlink 0.000009778 1 1 lseek 0.000007333 1 0 mmap 0.000073822 8 0 open 0.000035689 3 1 close 0.000016134 2 0 fstat 0.000012222 1 0 break 0.000008311 1 0 access 0.000010267 1 0 sigprocmask 0.000074800 8 0 munmap 0.000008800 1 0 read 0.000036666 2 0 ------------- ------- ------- 0.000293822 29 2
出力を /tmp/truss.out にします。
truss -o /tmp/truss.out /bin/echo hello
すでに実行されているプロセス(プロセスID 123) をトレースします。
truss -p 123