kdump
提供: FreeBSD入門
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kdump (kernel dump)とは、ktrace で作成されたktrace.outなどのカーネルトレースのログをデコードして表示するコマンドです。
読み方
- kdump
- けーだんぷ
概要
kdump (kernel dump)とは、ktrace で作成されたktrace.outなどのカーネルトレースのログをデコードして表示するコマンドです。
Hello World のプログラムの kdump の実行例は、 kdump ktrace.out a.out にあります。
インストール
FreeBSD では、デフォルトでインストールされています。
使い方
kdump のコマンドラインオプションは、下記の通りです。
usage: kdump [-dEnlHRrsTA] [-f trfile] [-m maxdata] [-p pid] [-t trstr]
% ktrace echo "ktrace" % kdump 省略 4106 echo CALL writev(0x1,0x28404030,0x2) 4106 echo GIO fd 1 wrote 7 bytes "ktrace " 4106 echo RET writev 7 省略
オペレーションの意味
名前 | オペレーション | フィールド |
---|---|---|
CALL | システムコールの呼び出し | システムコール名と引数 |
RET | システムコールからの戻った | システムコール名と戻り値 |
NAMI | フィールド名のルックアップ | ファイルへのパス |
GIO | 普通の I/O | fd, read/write, バイト数 |
PSIG | シグナル | シグナル名、ハンドラー、マスク、コード |
CSW | コンテキストスイッチ | ストップ/リジュームユーザ/カーネル wmesg |
USER | ユーザプロセスからのデータ | データ |
STRU | さまざまなシステムコール | 構造体 |
SCTL | sysctl(3) リクエスト | MIB 名 |
PFLT | ページフォールトに入る | フォルトしたアドレスとタイプ |
PRET | ページフォールトから戻る | フォルトの結果 |
関連項目
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