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キーやディレクトリの変更をウォッチ(監視)し、新しいバリューに反応することができます(値の変更を検知して、動作するアプリケーションを作れる、という意味)。
 
キーやディレクトリの変更をウォッチ(監視)し、新しいバリューに反応することができます(値の変更を検知して、動作するアプリケーションを作れる、という意味)。
 
== 認証は? ==
 
== 認証は? ==
オプショナルで、 SSL クライント証明書により認証が可能です。
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オプショナルで、 SSL クライアント証明書により認証が可能です。
 
== パフォーマンスは? ==
 
== パフォーマンスは? ==
 
ベンチマークでは、インスタンスごとに 1秒で10,000の書込ができます。
 
ベンチマークでは、インスタンスごとに 1秒で10,000の書込ができます。

2017年4月15日 (土) 01:00時点における最新版

etcd とは、 etc distributed で、クラスタで設定情報を共有するための分散KVSです。

読み方

etcd
えとせ でぃー

概要

etcd は、分散KVS (Key Value Store) です。クラスタのマシンでデータを共有できます。 アプリケーションから etcd にデータの読み書きが行えます。 etcd は、 CoreOS のコンポーネントとして使われます。

開発言語は?

etcd は、 Go 言語で実装されています。

インタフェースは?

  • HTTP プロトコル (gRPC)
  • JSON フォーマット

Key Value Storage

Key Value Storage (キーバリューストレージ) は、ディレクトリ、ファイルのような構造です。

変更のウォッチ

キーやディレクトリの変更をウォッチ(監視)し、新しいバリューに反応することができます(値の変更を検知して、動作するアプリケーションを作れる、という意味)。

認証は?

オプショナルで、 SSL クライアント証明書により認証が可能です。

パフォーマンスは?

ベンチマークでは、インスタンスごとに 1秒で10,000の書込ができます。

キーの有効期限

オプショナルで、 キーの有効期限の TTL (Time To Live) が設定できます。

etcd をセキュアにする

etcd は、 CoreOS クラスタの外側に公開するべきではありません。クラスタ(とetcd)全体をセキュアにするための推奨の方法は、物理ファイアウォール、 EC2 セキュリティグループ、もしくは、それににた、トラフィックの制限する機能を利用することです。

クラスタのコミュニケーションは、クラアンと証明書でセキュアにできます。アクセスコントロールリスト(ACLs)によって、キースペース(キー空間)に対する、読み取り、更新のユーザを制限することができます。

Ubuntu でのインストール

apt install etcd

使い方

 

関連項目