お金を貯めるには固定費を減らして貯金する

提供: 金融関係
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固定費を減らして貯蓄すれば、お金を貯めることができます。

読み方

固定費
こていひ

概要

お金を貯める方法は、

  • 収入を増やす
  • 固定費を減らす

のどちらかになります。

毎月、「貯金できるお金」を捻出できなければ、お金は貯まりません。

貯金できるお金 = 収入 - 固定費

まず、固定費を把握し、削れるところを削ることが、お金を貯める一歩目になります。

固定費とはなにか?

固定費は、毎月かかるお金のことです。 すべての人に該当するわけではありませんが、主に、以下のものがあります。

  • 住宅費
  • 住宅ローン
  • 生命保険
  • 光熱費 (ガス、電気、水)
  • 新聞
  • テレビ受信料等
  • 通信費
  • 自動車
  • 手数料
  • 食費
  • 被服費
  • 習い事・スポーツジム

固定費を見直してお金節約する

住宅費

住宅が賃借の場合は、もっと安いところを借りる方法で、お金を節約できます。

また、実家に住むことが可能であるなら、同居も考えましょう。同居すれば、一気に住宅費用を減らすことができますし、光熱費等の固定も一緒に圧縮することができます。

住宅ローン

金利の安いものに借り換える

ローン金利が安いものに借り換え可能なら、借り換えましょう。借り換えることによって、金利の負担を減らすことができます。将来的に余裕が生まれてきます。

住宅ローンを繰り上げ返済する

住宅ローンを繰り上げて返済できるなら、繰り上げて返済しましょう。金利を多く払っても、銀行屋が喜ぶだけで、あなたの支出が増えるだけです。

住宅ローンをはやく返済することによって、精神的な余裕が生まれます。また、早い段階で、老後資金の準備にとりかかることができます。住宅ローンが終わったからといって、できた余裕をうっかり使ってしまわずに、貯蓄に回すようにしてください。

生命保険

日本人は、生命保険を掛け過ぎているという話があります。 ほとんどの場合、生命保険は必要ありません。 資産が少なく、子供が小さい場合に、泣く泣く入るケースを除き、生命保険はいりません。仮に加入した場合でも、長期で入る必要はなく、10年から20年程度、目的のために入るので問題ありません。 特に独身の場合は、自分の家族がないため、保険は必要ありません。詳しくは、独身に生命保険が不要な理由とはをご参照下さい。

入院した場合でも、驚くような金額にならないので、ある程度の資産的な体力があれば、十分に対応できます。 生命保険に入らない対策として、固定費を減らして、貯蓄や投資にお金を回し、資産を増やすことで、突然のケガや入院で必要になったお金をカバーすることができます。

光熱費 (ガス、電気、水)

新聞

テレビ受信料等

  • NHK/BS受信料
  • ケーブルテレビ

通信費

通信費用は、いろいろあります。

  • 固定電話
  • スマートフォン、携帯電話
  • タブレットの通信費用
  • モバイルWiFiの通信費用
  • インターネット接続費用

どれも結構の金額がかかるものです。

MVNOの安いSIMを利用する

スマートフォンやタブレットを SIM フリー端末にして、 MVNO の SIM を使って、インターネットに接続することにより、毎月の固定費を下げることができます。

ドコモ、ソフトバンク、AU などのスマートフォンの場合、だいたい月額 5000 円以上かかるのが相場でしょう。MVNO の場合は、 SMS 付きの SIM なら月額 1300円程度で維持できます。電話には、IP電話を使えば、月額費用を安く済ませることができます。また、IP電話には、月額費用がかからないものがありますので、あまり電話をかけないのであれば、月額費用のかからないサービスがお勧めです。

自動車

都心部は車が不要という考え方

地方の場合は、車が生活必需品かもしれませんが、都心部の場合、そうでもありません。とくに、東京都の場合は、公共の交通網が発達しているため、たいていの場所に交通機関で行くことができます。すぐに電車も来ますし、遅くまで運行しています。

逆に、東京都の場合は、車を停める場所がなかったり、有料だったりします。 車が必要な場合は、タクシーやカーシェアリング、レンタカーなどで代替することができます。

タクシーは、自分で運転することが必要なく、自分が事故を起こすことはないため、自分が加害車になることもないので、リスクが低く、非常にお手軽な手段です。

運転は運転手さんにまかせて、自分は自分がやらねばならないことに集中することが得策です。

車には

  • 自動車保険
  • 自動車税
  • 車検
  • 燃料代(ガソリン, 電気)
  • 駐車場代

などがかかります。車を持っていれば、遠出することもあり、高速道路代も必要になってきます。

なくても生きていけるなら、持たない、という選択肢を考えてみてください。

その高級車は本当に必要か?

自動車の購入は、それなりの費用がかかります。特に高級車は、高価なモデルが存在します。車自体は、移動のための手段であるため、高い車を買っても、安い車を買っても、たいていの目的は果たすことができます。

税金をとられるぐらいなら高級車でも買うかというケースを除き、がんばってローンで購入するようなパターンであれば、固定費が重くのしかかるため、買わないほうがいいでしょう。

手数料

いろいろなところで掛かるのが手数料です。

毎月、賃借の支払いに、振込をしていて、毎月500円程度の手数料を支払っている友人がいました。金融機関によっては、支払い手数料が掛からないなどの特典のある銀行などがありますので、特典をうまく活用することで、手数料を掛けずに、目的を達成することができます。

収入を得る場合にも、郵便局以外の金融機関で受け取ると500円程度手数料がかかるが、郵便局で受け取ると80円になるとか、JNB(ジャパンネットバンク銀行)と楽天銀行だと無料だけど、それ以外は150円の手数料がかかる、など、手数料(経費)のかかり方が違うパターンがあります。

お金を通すゲートによって、手数料がかかったり、かからなかったりするので、どこの経路でお金を受け渡すのが良いのか、よく見てから考える必要があります。

振込手数料が無料の銀行については、振込手数料が無料の銀行はどこか?をご参照下さい。

食費

被服費

習い事・スポーツジム

スポーツジムに通わないならやめる

スポーツジムにほとんど行ってないのに、月額費用を払い続けているなら、すぐにやめましょう。

やや、特殊なパターンもあります。北海道に住んでいて、お風呂がプロパンガスで、お風呂に入ると月の燃料代が2万円かかります。スポーツジムでお風呂に入ることができ、バスタオルの貸出サービスをつけて、月2万円かかる場合、スポーツができて、お風呂も入れて2万円なら、スポーツジムに通って、家でお風呂に入らないようにすれば、お風呂に入れるジムに入ることも選択肢に入ります。

固定費を削るために、お風呂に入らない、という選択肢はありません。お風呂は、健康にとっても大事なものですし、社会で働く立場であれば、清潔感も大事な要素です。

関連項目




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