イギリスがEUを離脱するとどうなるのか？

イギリス(英国)がEUを離脱する話題(Briexit)があります。６月２３日のイギリス国民投票で、離脱が残留かが決まります。イギリスがEUを抜けることにより、どのような影響が起きるのでしょうか？為替や株価などに影響を及ぼすと考えられます。

読み方

概要

2016年は、日本では、円高や株安などが進んでいます。アメリカの利上げ問題で影響を受けている日本ですが、イギリスのEU離脱の議論も世界や日本に影響を及ぼしています。

Brexit (ブレグジット）は、英国のEU離脱の意味です。

Briexit は、 Britain (イギリス) と exit (出口) の２つからできた造語です。

イギリスがEUの離脱を考えた大きな理由は、２つあると言われています。

イギリスに移民が増えることにより、どういった問題があるのでしょうか？

2004年にポーランドなど東欧諸国は、EUに加盟しました。その後、東欧諸国からイギリスへの移民が急増しました。リーマン・ショック後は、雇用問題が深刻になり、低賃金で労働する移民が雇用を奪っているという不満に繋がりました。

日本には、イギリスに進出している企業があります。日本には、輸出企業も多くあります。

EU 離脱の可能性が高まると、投資家はリスク回避のため、比較的安全とされる円を買います。その結果、円高が進み、東京株式市場では、輸出企業を中心に株価が下落する懸念があります。

2016/06/23

最近の世論調査を見る限り、五分五分でしょうか。

EU の離脱派が55% と発表されたとき、円高ポンド安が進みました。