MacでGoogle日本語入力を利用する時にIMEの入力ソースから日本語を消す方法
MacでGoogle日本語入力のIME(Input Method Editor)を利用しています。OS X Yosemiteで長年利用されてきたIMEのことえりが終了し、日本語のエンジンが利用されるようになりました。Google日本語入力をインストールした場合に、言語切替時にひらがなが重複して表示されてしまって、IMEの切り替えが面倒なことになっていたため、その対処法を紹介します。設定は、1分程度で完了できます。
読み方
- IME
- あいえむいー
- Input Method Editor
- いんぷっと めそっど えでぃた
- Google日本語入力
- ぐーぐる にほんごにゅうりょく
目次
概要
まず、Google日本語入力をインストールしたときに、どういった状態になるのか解説します。もし、解決策を知りたいだけであれば、このドキュメントの最後の「解決策」まで、飛ばして下さい。
Google日本語入力をインストールしたときに、Google日本語入力の入力ソースが大量に追加されます。キーボードの入力ソースで、- ボタンでそれらは消すことができます。以下の4つが追加されました。そのため、ひらがな(Google)を除いて、削除しました。
- カタカナ(Google)
- ひらがな(Google)
- 全角英数(Google)
- 半角カナ(Google)
さて、これで問題は解決したのでしょうか?実は、既存のMacの日本語が入力ソースとして存在しているため、IMEを切り替える画面では、以下の3つが表示されていました。
- ひらがな(Google)
- ひらがな
- 英字
3つもあり、ひらがなのモードが2つもあると、切り替えを行ったときに、ひらがなからもう1つのひらがなに切り替えてしまい、期待した英字にならない、といった現象が発生します。激しく、混乱の元となるため、重複しているひらがなを消さなければならなくなりました。
ひらがなを消すためには、設定画面で 入力ソース から 日本語 を消さなければなりませんが、簡単に消えるようになっていません。その謎については、次のセクションで説明します。
なぜ、入力ソースから日本語が消せないのか
MacのIMEの入力ソースから簡単に日本語を消せない謎について解説します。もし、謎を解き明かす必要がなく、問題だけ解消したいのであれば、次のセクションに飛んで下さい。
答えは、単純で「最低1つは、英字が入力できなければならない」という制約があるためです。
次のセクションで、日本語を入力ソースから消すやり方について説明します。
解決策 入力ソースから日本語を消し、IME切り替えの「ひらがな」を1つにする
さて、ここで、重複する「ひらがな」を1つにするやり方を説明します。
やり方 は、以下の2ステップです。非常に簡単ですん。
- 入力ソースに U.S を追加します。
- 入力ソースから 日本語 を消します。
入力ソースは、最終的に、
- ひらがな(Google)
- U.S.
の2つだけになっていれば、目的が達成できています。
U.S. を追加する
U.S. を追加するには、設定の入力ソースの画面で + ボタンを押して、English の U.S を追加するだけです。
日本語 を削除する
日本語 を削除するには、設定の入力ソースの画面で、日本語の項目をクリックした後に、 - ボタン(マイナス)を押すだけです。
関連項目
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