SSE

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SSE (Streaming SIMD Extensions)とは、インテルのCPUのPentium 3以降に搭載されたマルチメディア拡張命令セットです。PentiumやPentium 2のMMXの後継です。SSEには、SSE2、SSE3、SSSE3があります。

読み方

SSE
えすえすいー
Streaming SIMD Extensions
すとりーみんぐ えすあいえむでぃ えくすてんしょんず

概要

  • 複数の浮動小数点演算を同時に実行できます
  • マルチメディア処理向けの命令を追加しています。

SSEシリーズ

SSEシリーズ
SSEの種類 CPU世代 主な特徴
SSE Pentium 3 70命令が追加されました。
SSE2 Pentium 4 SSEから144個の命令が追加されました。64ビットの倍精度浮動小数点数演算のサポートやMMXを12bit幅に拡張する整数演算命令の追加、キャッシュ制御機能の強化。
SSE3 Pentium 4 Prescotte SSE2から13個の命令が追加されました。メモリアクセス、複素数計算の高速化、仮想CPUスレッドの制御などが搭載され、動画圧縮処理が向上しました。
SSSE3 Coreマイクロアーキテクチャ 32個の命令が追加されました。
SSE4 - -
SSE4.1 45nm Core 2 Penryn(Core2Duo) 47個の命令が追加されました。
SSE4.2 Nehalem Core i 第一世代 Core 7個の命令が追加されました。
SSE4a AMD Phenom SSE4と互換性はありません。
Intel AVX Sandy Bridge 第二世代 Core/AMD FX
Intel AVX2 Haswell 第四世代 Core SIMD整数演算命令が256ビットに拡張されました。
FMA(Fused Multiply-Add) Haswell 第四世代 Core 積和演算のための拡張命令です。
FMA4 AMD Bulldozer 完全な4オペランドを実現しています。
FMA3 Intel Haswell/AMD Bulldozer 3オペランドでFMAを実現しています。

AMDのCPU

AMDのCPUでは、Ahtlon XPの3DNow! Professional命令セットには、SSE相当の命令が含まれています。

関連項目




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