Windows 10 を休止状態にする方法
Windowsにおける休止状態とは、OSの実行状態をSSDやHDDなどのディスクに書き出し、状態を保存することです。休止状態から復帰すると、休止状態に入る前と同じ環境、利用していたソフトウェアがそのままの状態で復元されます。 Windows 10でも同様の機能を利用できますが、デフォルトの状態では、スタートメニューの電源には、表示されません。そのため、コントロールパネルで設定を変更する必要があります。30秒程度で簡単に設定変更できます。
読み方
- 休止状態
概要
Windows の休止状態とは、非常に素晴らしい機能です。作業中に、どうしても、パソコンの電源を落とさなければならないときに、パソコンの状態をそのまま、保存しておくことができます。開いたままのファイル、開いたままのウェブサイト、開いたままのアプリケーション、そういった、作業中そのものを保存しておくことができます。
デフォルトの状態
Windows 10 のデフォルトの状態だとスタートメニューの電源オプションは、以下の項目が表示されています。
- シャットダウン
- 再起動
- スリープ
スタートメニューの電源オプションに休止状態を表示する方法
スタートメニューの「電源」に「休止状態」を追加する手順は、以下の通りです。
- スタートボタンをクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 「システム」をクリックします。
- 「システム」の左側のメニューの「電源とスリープ」をクリックします。
- 「電源とスリープ」の下側にある「関連設定」の「電源の追加設定」をクリックします。
- 新しいウィンドウで「コントロールパネル>ハードウェアとサウンド>電源オプション 」が表示されます。
- 「コントロールパネル>ハードウェアとサウンド>電源オプション」で「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
- 「コントロールパネル>ハードウェアとサウンド>電源オプション>システム設定」で「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
- 「コントロールパネル>ハードウェアとサウンド>電源オプション>システム設定」で下側にある「シャットダウン設定」の「休止状態 電源メニューに表示されます」のチェックボックスをクリックします。
- 「変更の保存」をクリックします。
以上で設定変更は完了です。
1-5 のステップは、タスクバーの検索ボックスで「電源オプション」を検索すれば、コントロールパネルの電源オプションをダイレクトに開けます。
使い方
- スタートボタンをクリックします
- 「電源」をクリックします。
- 「休止状態」をクリックします。
以上で、パソコンは、休止状態になります。休止状態に入るためには、メモリの内容をストレージ(SSDやHDD)に書き出すため、多少、時間がかかります。パソコンに搭載されているメモリの容量が大きいほど、書き出す量が増えるため、時間が長くかかるようになります。
休止状態から復帰するには、電源ボタンを押すだけで、Windows が再開されます。通常の起動画面ではなく、「再開しています」といった画面が表示されます。
関連項目
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