「MMX」の版間の差分
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2015年2月7日 (土) 13:52時点における最新版
MMX(MultiMedia eXtensions) とは、Pentium(ペンティアム)向けのマルチメディア用命令セットです。音声や動画の処理を高速化します。MMX Pentium, Pentium 2に実装されています。
読み方
- MMX
- えむえむえっくす
- MultiMedia eXtensions
- まるちめでぃあ えくすてんしょんず
概要
MMXは、Pentiumプロセッサ向けに開発されたSIMD型拡張命令セットです。56個の命令が追加されました。
MMXは、x87FPUレジスタを転用しまう。MMXレジスタは、FPUレジスタと共有であるため、浮動小数点演算命令とは排他的に使用しなければならない制約があります。
アプリケーションがMMXに対応してないければ、MMXの恩恵は受けられません。
制限
MMXは、整数演算処理のみを高速化でき、浮動小数点演算は変わりません。
MMXの後継
MMXの後継として、SSEが開発されました。