「CPU」の版間の差分

提供: 自作パソコン入門
移動: 案内検索
(キャッシュメモリ)
行19: 行19:
 
* 2次キャッシュ(L2, Level 2 cache, セカンドキャッシュ)
 
* 2次キャッシュ(L2, Level 2 cache, セカンドキャッシュ)
 
* 3次キャッシュ(L3)
 
* 3次キャッシュ(L3)
 +
 +
 +
{|class="wikitable"
 +
|+ キャッシュサイズ
 +
! モデル
 +
! L1 data
 +
! L1 instruction
 +
! L2
 +
! L3
 +
|-
 +
| Core i7-4770
 +
| 4 x 32KB
 +
| 4 x 32KB
 +
| 4 x 256KB
 +
| 8MB
 +
|}
 +
 
== スマートキャッシュ ==
 
== スマートキャッシュ ==
 
複数の[[CPU]]コアを持つ[[CPU]]では、複数のCPUコアでキャッシュを共有します。これをスマートキャッシュといいます。
 
複数の[[CPU]]コアを持つ[[CPU]]では、複数のCPUコアでキャッシュを共有します。これをスマートキャッシュといいます。

2015年1月17日 (土) 23:19時点における版

CPU (Central Processing Unit, 中央演算処理装置)とは、パソコンの頭脳にあたるデバイスです。プログラムの命令を実行します。

読み方

CPU
しーぴーゆー
Central Processing Unit
せんとらる ぷろせっしんぐ ゆにっと
中央演算処理装置
ちゅうおうえんざんそうち

概要

パソコンで使われるCPUは、主にIntelやAMDが開発、販売しています。

キャッシュメモリ

CPUには、キャッシュメモリと呼ばれるメモリがあります。CPUは、命令を実行するために、必要なデータを読み込みます。 CPUメモリのデータ転送速度は、高速ではないため、データを読み書きのために、作業を中断して、待ち状態が発生します。 この問題を解決するために、CPU内に高速なメモリを搭載することで、低速なメインメモリのアクセスを減らし、遅延を減らすことができます。

CPUの世代によって異なりますが、IntelのCoreシリーズのCPUでは、3つのキャッシュメモリが乗ってます。

  • 1次キャッシュ(L1)
  • 2次キャッシュ(L2, Level 2 cache, セカンドキャッシュ)
  • 3次キャッシュ(L3)


キャッシュサイズ
モデル L1 data L1 instruction L2 L3
Core i7-4770 4 x 32KB 4 x 32KB 4 x 256KB 8MB

スマートキャッシュ

複数のCPUコアを持つCPUでは、複数のCPUコアでキャッシュを共有します。これをスマートキャッシュといいます。

新しいCPUに変えた方がいいのか?

新しいCPUが数ヶ月おきに発売されます。新しいCPUに乗り換えたほうが良いのでしょうか?乗り換えるだけのモチベーションがあるか、どうかです。

新しいCPUは、どういった効果があるでしょうか?

  • 処理能力が上がった
  • 消費電力が減った・発熱量が減った
  • 新しいテクノロジーが使えるようになった

パーツの乗換・買い換えをするだけの動機が十分にあれば、変えたほうが良いでしょう。

CPUを交換する場合

マザーボード交換時の注意点にも注意点が書いてありますが、CPUを交換するときに、気をつけるべきことがあります。

  • マザーボードがCPUに対応しているか?
    • 物理的なソケットの対応
    • チップセットの対応
    • BIOS/UEFI の対応
  • メモリが対応しているか?
  • 電源ユニットの電力は足りてるか?

関連項目