「マザーボード交換時の注意点」の版間の差分
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マザーボードが壊れた場合は、もう交換するしかありません。もしくは、壊れた原因が特定できていて、たとえば、あるコンデンサが破裂してしまった、など、理由がはっきりしている場合に、同じマザーボードを仕入れてきて、コンデンサだけ付け替えるといったことも可能です。もちろん、動作する保証はございません。 | マザーボードが壊れた場合は、もう交換するしかありません。もしくは、壊れた原因が特定できていて、たとえば、あるコンデンサが破裂してしまった、など、理由がはっきりしている場合に、同じマザーボードを仕入れてきて、コンデンサだけ付け替えるといったことも可能です。もちろん、動作する保証はございません。 | ||
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+ | たくさん注意すべきポイントはありますが、1つ1つ確認して解決していきましょう。たいていの場合は、ドライバー1本でだいたいできてしまうので、慣れてしまえば、本当に簡単です。 | ||
== マザーボードを交換する前にすること == | == マザーボードを交換する前にすること == | ||
=== ちゃんとシャットダウンしよう === | === ちゃんとシャットダウンしよう === | ||
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=== 電気がマザーボードに供給されないようにする === | === 電気がマザーボードに供給されないようにする === | ||
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マザーボードのLEDが光っているときは、電気が来ているので、その状態で作業してはいけません。 | マザーボードのLEDが光っているときは、電気が来ているので、その状態で作業してはいけません。 | ||
* 電源ユニットのスイッチを切る | * 電源ユニットのスイッチを切る | ||
* コンセントを抜く | * コンセントを抜く | ||
− | + | 交換するときにパーツを壊してしまっては、元も子もありません。ちゃんと<u>電源供給を絶ちましょう</u>。 | |
=== 静電気を逃がす === | === 静電気を逃がす === | ||
体に帯電している電気を逃してください。静電気でパーツを破壊してしまう可能性があります。 | 体に帯電している電気を逃してください。静電気でパーツを破壊してしまう可能性があります。 | ||
− | * | + | * <u>金属製の棚やパイプに触れてください</u>。 |
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=== BIOS/UEFIのパスワードをリセットする === | === BIOS/UEFIのパスワードをリセットする === | ||
もし、マザーボードの売却を考えている場合には、BIOS/UEFIのパスワードをリセットしておきましょう。パスワード以外の設定は、たいてい、そのままでもマザーボードは買い取ってもらえるので、設定全体をリセットしなくても大丈夫でしょう。 | もし、マザーボードの売却を考えている場合には、BIOS/UEFIのパスワードをリセットしておきましょう。パスワード以外の設定は、たいてい、そのままでもマザーボードは買い取ってもらえるので、設定全体をリセットしなくても大丈夫でしょう。 | ||
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* ライト | * ライト | ||
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==== 軍手があったほうが安全 ==== | ==== 軍手があったほうが安全 ==== | ||
パソコンの中は、手を切りやすいので、軍手があったほうが安全です。ただし、軍手がいろいろとパソコンのパーツに引っかかってるので、軍手がボロボロになるかもしれません。 | パソコンの中は、手を切りやすいので、軍手があったほうが安全です。ただし、軍手がいろいろとパソコンのパーツに引っかかってるので、軍手がボロボロになるかもしれません。 | ||
==== ライトがあったほうが作業がしやすい ==== | ==== ライトがあったほうが作業がしやすい ==== | ||
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=== 新しいマザーボードが本当に使えるの? === | === 新しいマザーボードが本当に使えるの? === | ||
必要なものはそろっていますか? | 必要なものはそろっていますか? | ||
* 電源ユニット | * 電源ユニット | ||
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新しいマザーボードのドライバディスクをすべて、システムドライブ(でもサブのHDDでもなんでもいいです)にコピーしておきます。 | 新しいマザーボードのドライバディスクをすべて、システムドライブ(でもサブのHDDでもなんでもいいです)にコピーしておきます。 | ||
− | 新しいマザーボードに交換して、入れなおしてないOSで起動したときに、光学ドライブが壊れてたのかもしれませんが、光学ドライブから setup.exe が実行できなくて(あまりに遅くて我慢できなかった)困ったことがありました。結局、ほかのマシンのドライバディスク(DVD)のデータをSSDにコピーして対応しました。 | + | 新しいマザーボードに交換して、入れなおしてないOSで起動したときに、光学ドライブが壊れてたのかもしれませんが、光学ドライブから '''setup.exe''' が実行できなくて(あまりに遅くて我慢できなかった)困ったことがありました。結局、ほかのマシンのドライバディスク(DVD)のデータをSSDにコピーして対応しました。 |
=== マザーボードを交換したあとにすること === | === マザーボードを交換したあとにすること === | ||
=== BIOS/UEFIの設定を変更する === | === BIOS/UEFIの設定を変更する === | ||
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UEFIは、USBマウスに対応していたりします。現代のBIOS(UEFI)は、マウスがないと操作しにくいかもしれません。 | UEFIは、USBマウスに対応していたりします。現代のBIOS(UEFI)は、マウスがないと操作しにくいかもしれません。 | ||
==== Virtualization Technology(VT) を有効にする ==== | ==== Virtualization Technology(VT) を有効にする ==== | ||
− | マザーボードを交換したときに、設定し忘れやすいのは、 Virtualization Technology(仮想化技術) を有効にすること、ではないでしょうか。 | + | マザーボードを交換したときに、設定し忘れやすいのは、 Virtualization Technology(VT,仮想化技術) を有効にすること、ではないでしょうか。 |
VMware などの仮想マシンでは、VTが使えず、「ロングモードに対応していません」といったエラーが出ることになるでしょう。 | VMware などの仮想マシンでは、VTが使えず、「ロングモードに対応していません」といったエラーが出ることになるでしょう。 | ||
=== 古いソフトウェアとドライバを削除する === | === 古いソフトウェアとドライバを削除する === | ||
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=== 古いパーツを処分する === | === 古いパーツを処分する === | ||
余ったパーツは、処分しましょう。もちろん、予備パーツの在庫として、とっておいても構いません。余ったパーツで、新しいパソコンを組むこともできます。 | 余ったパーツは、処分しましょう。もちろん、予備パーツの在庫として、とっておいても構いません。余ったパーツで、新しいパソコンを組むこともできます。 | ||
+ | パーツを捨てる方法、もしくは売却して現金化を行う方法については、[[パソコンやパーツの処分方法]] をご参照下さい。 | ||
== マザーボードの注文 == | == マザーボードの注文 == | ||
マザーボードなしには、マザーボードが交換できません。マザーボードは、どこでも購入できます。意外とマザーボードは重いので、オンラインショッピングが便利です。 | マザーボードなしには、マザーボードが交換できません。マザーボードは、どこでも購入できます。意外とマザーボードは重いので、オンラインショッピングが便利です。 | ||
{{search|マザーボード}} | {{search|マザーボード}} | ||
+ | == オススメのマザーボード == | ||
+ | ASUSのマザーボード {{as|H170-PRO}}は、2015年 9月 2日に発売されました。インテルの第6世代Core [[Skylake]] に対応した'''マザーボード'''です。チップセットは、H170です。USB 3.0 Type-C を搭載しています。H170-PROは、標準的なモデルです。 | ||
+ | {{search|ASUS H170-PRO}} | ||
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+ | ゲーミング向けには、 {{as|H170 PRO GAMING}} があります。 | ||
+ | {{as|H170-PRO}} と {{as|H170 PRO GAMING}} の違いは、PCI-Express 3.0 x1 の数や LANやオーディオのチップ、DisplayPortやUSB 3.1 type-C, USB3.1 type-A, 光デジタル音声出力端子 の有無など、細かいところで違いがあります。ゲーミング向けのモデルは、いろいろ欲しい人向けですね。PROモデルに比べて、拡張性や性能、音質などが上がっています。 | ||
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+ | もし、速いパソコンが欲しいのであれば、H170 PROにのせる[[CPU]]としては、{{as|Intel Core i7 6700K}} が良いでしょう。 | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
* [[SSDやHDDのOSをそのままマザーボードを交換するときの注意点]] | * [[SSDやHDDのOSをそのままマザーボードを交換するときの注意点]] |
2016年7月6日 (水) 00:51時点における版
パソコンのマザーボードを交換するときには、いくつか注意することがあります。事前にいろいろと考えておきましょう。今利用しているパソコンのパーツを使いまわそうと思っているなら、いろいろと確認しておくべきことがあります。マザーボードを交換するとなると、ほとんどのパーツを交換することになるケースもあり、ほとんど作り直しになってしまうこともあります。マザーボードの交換は、きちんと部品を用意すれば、誰にでもできることで、難しいことはありません。
読み方
- マザーボード
- まざーぼーど
目次
概要
マザーボードを交換するときは、
- CPUを変えるために、マザーボードも変更が必要だ
- マザーボードが壊れた
- マザーボードが古くなったのでただ単に変更したい
といった理由があるときでしょう。
パソコンが速くしたくて、新しいCPUが出た、とか、新しいデバイスを使いたいが、インターフェースが存在しない・対応してない、といった場合に新しいマザーボードが必要になります。インテルのCPUのSkylakeを使うには、Skylakeに対応したチップセット Z170,H170,B150,H110などが必要になります。このように、新しいデバイスを利用するために、新しいマザーボードが必要になることがあります。
マザーボードが壊れた場合は、もう交換するしかありません。もしくは、壊れた原因が特定できていて、たとえば、あるコンデンサが破裂してしまった、など、理由がはっきりしている場合に、同じマザーボードを仕入れてきて、コンデンサだけ付け替えるといったことも可能です。もちろん、動作する保証はございません。
たくさん注意すべきポイントはありますが、1つ1つ確認して解決していきましょう。たいていの場合は、ドライバー1本でだいたいできてしまうので、慣れてしまえば、本当に簡単です。
マザーボードを交換する前にすること
ちゃんとシャットダウンしよう
休止状態(スリープ)ではなく、ちゃんとシャットダウンします。ハードウェアが変わるので、正常にシステムが機能しなくなるおそれがありますので、休止ではなくシャットダウンします。
電気がマザーボードに供給されないようにする
とにかく、マザーボードが通電していない状態にします。 マザーボードのLEDが光っているときは、電気が来ているので、その状態で作業してはいけません。
- 電源ユニットのスイッチを切る
- コンセントを抜く
交換するときにパーツを壊してしまっては、元も子もありません。ちゃんと電源供給を絶ちましょう。
静電気を逃がす
体に帯電している電気を逃してください。静電気でパーツを破壊してしまう可能性があります。
- 金属製の棚やパイプに触れてください。
冬は、特に帯電しやすくなるので、要注意です。
BIOS/UEFIのパスワードをリセットする
もし、マザーボードの売却を考えている場合には、BIOS/UEFIのパスワードをリセットしておきましょう。パスワード以外の設定は、たいてい、そのままでもマザーボードは買い取ってもらえるので、設定全体をリセットしなくても大丈夫でしょう。
道具がそろってますか?
- プラスドライバ
- シリコングリス
- そのほか必要なドライバ
- 軍手
- ライト
シリコングリスを用意しよう
CPUを交換する場合に、CPUクーラーとCPUの接地面に塗る「シリコングリス」が必要です。
軍手があったほうが安全
パソコンの中は、手を切りやすいので、軍手があったほうが安全です。ただし、軍手がいろいろとパソコンのパーツに引っかかってるので、軍手がボロボロになるかもしれません。
ライトがあったほうが作業がしやすい
パソコンのケースの中での作業は、影になりやすく、手元が暗くなるので、ライトがあったほうが作業がしやすくなります。iPhone は、ライト替わりに使えるので、ちょうど良いライトがないときは、iPhone で代用するのもよいでしょう。
新しいマザーボードが本当に使えるの?
必要なものはそろっていますか?
- 電源ユニット
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- ビデオカード
- マウス
- キーボード
- 拡張カード類
新しいマザーボードは今のパソコンケースで使えますか?
マザーボードには、いくつかのサイズがあり、それぞれに規格の名称がついています。一般的なデスクトップのミドルタワーのケースには、ATX と呼ばれる大きなマザーボードが取り付けられています。 パソコンのケース(PCケース)には、取り付けられるマザーボードのサイズが決まっています。そのため、ケースに合わせてマザーボードを選ぶか、マザーボードに合わせてケースを変更するか、考えなければなりません。
その電源ユニットは対応しているの?
電源ユニットが問題でマシンが起動できないかもしれません。時代によって、電源ユニットから供給される電力やコネクタのピン数が変わっていきます。 今どき、SATAのHDDなどに接続するコネクタが合わない電源を使っている人はほとんどいないのではないかと思いますが、注意が必要です。
- 電源ユニットの提供するケーブル類が足りているか?
- マザーボードと電源ユニットをつなぐためのケーブルが複数必要です。
- 24pin + 8pin
- グラフィックカード(ビデオカード)用の電源コネクタ
- 必要な場合と不要な場合があります。
- HDD/SSDなどにつなぐコネクタの形状
- マザーボードと電源ユニットをつなぐためのケーブルが複数必要です。
- 電源ユニットの電源容量が足りていますか?
- 電源コネクタのケーブルの数が足りてますか?
電源ユニットによっては、インテルのHaswell対応(i7のCoreシリーズの第4世代)を謳っているものがあります。CPUによって、シビヤなこともあります。
CPUのソケットはあってますか?
交換しようとしているCPUのソケットの形式は問題ありませんか?異なるソケットのCPUは、使えません。ときどき世代交代をしたときに、ソケットが変わってしまうことがあります。
CPUに対応してますか?
マザーボードのチップセットやBIOS/UEFIがCPUに対応していないと動きません。必ず、新しいマザーボードと使おうとしているCPUが使えるか、確認が必要です。
メモリは使えますか?
最近のマザーボードならメモリの形式はだいたいDDR3です。今後、DDR4になっていくでしょう(2015年のIntelのSkylakeからはDDR4がメインになります)。古いマザーボードだとまだ、DDR2が動いているかもしれません。それぞれの世代のDDRは、それぞれ動作クロックがことなるバージョンが存在するので、使いたいマザーボードとCPUに対応したメモリが必要です。
PS/2 がないかもしれない
近年のマザーボードからは、レガシーな PS/2 の端子がなくなっています。PS/2が1つだけあるもの、まったくないものがあります。マウスやキーボードの接続形式をよく確認してください。PS/2がないなら、USB のマウスやキーボードに買い換えるなど、検討が必要です。
ビデオカードが使えますか?
ビデオ機能がオンボードでのっていたマザーボードを使用していたときに、新しいマザーボードには、オンボードのビデオ機能がない場合、ビデオカード(グラフィックカード)が必要になります。
新しいマザーボードで拡張カードが使えない、かも
最近のマザーボードでは、PCIバスがなくなりました。PCI-Express(PCI-E)はありますが、物理的に別のものなので、刺さりません。 PCIのカードを使っている場合、新しいマザーボードで使えないかもしれません。 また、PCI-Expressのポートの数も重要です。拡張カードの数よりPCI-Expressの数が少ないと全部のパーツが接続できません。 例えば、テレビチューナーカード PT2 は、PCI用です。PCI-Expressには、ささりません。PCI-Express対応のPTシリーズは、PT3になります。
ストレージや光学ドライブが取り付けられますか?
マザーボードによって、SATAのソケットの数が違います。8個ぐらいは、ついてるんだと思いますが、注意が必要です。たくさん、ドライブを装着したい場合には、マザーボードのSATAの口が十分にあるか確認が必要です。
光学ドライブはドライバディスクのメディアに対応していますか?
今どきのドライバディスクは、DVDです。今どき、DVDに対応していない光学ドライブを使っている方は、少ないと思いますが、いざというときに、ドライバが読み込めないと何もできなくなってしまったりするので、ご注意ください。
バックアップはとりましたか?
マザーボードを交換する前に、システムドライブのバックアップを取りましょう。マザーボードを交換するとドライバなどを入れなおす必要があり、システムに変更を加えることになります。マザーボードを元に戻すことも考慮して、システムドライブのバックアップはとっておくべきです。
バックアップの取り方もいろいろありますが、Acronis True Images というソフトウェアを利用しています。Crucial(クルーシャル)のSSDには、ダウンロード型の Acronis True Images というバックアップソフトウェアが付属しています。このソフトウェアを利用すると簡単にバックアップを取ることができます。システムドライブは、バックアップしておくと、簡単に元の環境に戻せるため、オススメです。
OSを入れなおさずにマザーボードを交換する
OSを入れなおすと環境構築が大変になったりするので、あまりやりたいものではありません。そこで、マザーボードを変更するときに、システムドライブは、そのままにする、という手法があります。
マザーボード交換前にすること
これは、うまくいかなかったことがあるので、書きます。
新しいマザーボードのドライバディスクをすべて、システムドライブ(でもサブのHDDでもなんでもいいです)にコピーしておきます。 新しいマザーボードに交換して、入れなおしてないOSで起動したときに、光学ドライブが壊れてたのかもしれませんが、光学ドライブから setup.exe が実行できなくて(あまりに遅くて我慢できなかった)困ったことがありました。結局、ほかのマシンのドライバディスク(DVD)のデータをSSDにコピーして対応しました。
マザーボードを交換したあとにすること
BIOS/UEFIの設定を変更する
BIOS/UEFIの設定を変更する場合は、マシンの電源を入れて、BIOS/UEFIの画面で DELETE キー(F2とか、ファンクションキーの場合もあります)で入ります。 UEFIは、USBマウスに対応していたりします。現代のBIOS(UEFI)は、マウスがないと操作しにくいかもしれません。
Virtualization Technology(VT) を有効にする
マザーボードを交換したときに、設定し忘れやすいのは、 Virtualization Technology(VT,仮想化技術) を有効にすること、ではないでしょうか。 VMware などの仮想マシンでは、VTが使えず、「ロングモードに対応していません」といったエラーが出ることになるでしょう。
古いソフトウェアとドライバを削除する
これは、マザーボードを交換する前でもよいかもしれませんが。
- 不要なものを削除します。
- 古いマザーボードのユーティリティを削除する
- 古いマザーボードのドライバを削除する
- 新しいマザーボードのドライバをインストールします。
- ひょっとすると Windows のライセンス認証のために電話が必要です。
Windowsの場合はライセンス認証の電話が必要な場合も
マザーボードを交換すると Windows のライセンス認証が通らなくなってしまい、電話をしないといけなくなることがあります。面倒ですが、電話しないとOSが使えなくなってしまうので、電話しましょう。
マザーボードの交換が終わったら
まずは電源を入れて起動しましょう
ケースをちゃんと締める前に、パソコンの電源を入れましょう。パソコンの蓋があいていても、パソコンは起動します。電源が入らない場合やマザーボードから連続した音が出て、画面が出ない、などの症状があるなら、取り付けか初期不良を疑って下さい。
初期不良は、よくあることですので、おかしいと思ったら、購入した店舗に確認してください。
動いても信用しない
動いたからといって、本当に大丈夫かはわかりません。しばらく動かしてみると、おかしな挙動に気付くこともあります。ちょっと動いたら、止まってしまった、ということもあるでしょう。マザーボードではありませんが、買いたてのHDDが6回目でパソコンの起動で動作しなくなったこともあります。しっかり、様子を見ましょう。
箱やマニュアルはとっておく
箱やドライバディスク、マニュアルなどは、とっておきましょう。初期不良を発見したときには、パーツ購入店で交換してもらうことができます。箱は、しばらくとっておきましょう。
マザーボードなどの箱は、邪魔だったら、捨てても構いません。壊れるまで、使用するつもりなら問題ないでしょう。もし、次回の交換時に古いパーツの売却を考えているなら、箱もとってあったほうが、その分、高く売れます。箱などの付属品がない場合、買取額が減額されます。
古いパーツを処分する
余ったパーツは、処分しましょう。もちろん、予備パーツの在庫として、とっておいても構いません。余ったパーツで、新しいパソコンを組むこともできます。 パーツを捨てる方法、もしくは売却して現金化を行う方法については、パソコンやパーツの処分方法 をご参照下さい。
マザーボードの注文
マザーボードなしには、マザーボードが交換できません。マザーボードは、どこでも購入できます。意外とマザーボードは重いので、オンラインショッピングが便利です。
オススメのマザーボード
ASUSのマザーボード H170-PROは、2015年 9月 2日に発売されました。インテルの第6世代Core Skylake に対応したマザーボードです。チップセットは、H170です。USB 3.0 Type-C を搭載しています。H170-PROは、標準的なモデルです。
ゲーミング向けには、 H170 PRO GAMING があります。 H170-PRO と H170 PRO GAMING の違いは、PCI-Express 3.0 x1 の数や LANやオーディオのチップ、DisplayPortやUSB 3.1 type-C, USB3.1 type-A, 光デジタル音声出力端子 の有無など、細かいところで違いがあります。ゲーミング向けのモデルは、いろいろ欲しい人向けですね。PROモデルに比べて、拡張性や性能、音質などが上がっています。
もし、速いパソコンが欲しいのであれば、H170 PROにのせるCPUとしては、Intel Core i7 6700K が良いでしょう。