Windows 10のChromeをバックアップやコピーする方法
Windows 10のGoogle Chromeのバックアップの取り方やコピーについて説明します。Windows 7 や Windows Vista でも同様です。
読み方
- Chrome
- くろーむ
概要
Windowsを入れなおしたり、新しいパソコンを購入したときに、前と同じ環境を再現するために、バックアップとコピーを行っています。同じ環境を構築するには、たくさんの設定が必要だったり、元のデータを作成するのが大変だったり、いろいろあると思います。
すでにある環境を新環境を持っていく方法がバックアップです。
Windowsを入れ直しをする場合には、既存のアプリケーションのデータのバックアップを取り、入れなおした環境に復元(コピー)します。
新しいパソコンを購入した場合には、今まで利用していた環境のデータをコピーすれば、簡単に同じ環境が複製できます。
Windows 7 や Windows 8.1 の環境からWindows 10のパソコンにデータをコピーできます。Firefox や Thunderbird, Outlook など様々なアプリケーションのデータをコピーできます。
ここでは、Windows 10のChromeをバックアップについて紹介します。多くのアプリケーションは、同じやり方で同様のことが実現できます。ただし、対象となるディレクトリのパスが異なることがありますので、注意が必要です。
XP は、Windows 10, 8.1, 7 とは異なるディレクトリなので注意が必要です。
Chromeをバックアップする
Chromeをまるごとバックアップするには、以下のディレクトリをコピーします。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data
USBメモリ、USB HDDやNASにコピーします。
Chromeの環境をコピーする
バックアップと同様にコピーしたいOSの環境で、以下の場所にバックアップを展開します。データの持ち運びには、USBメモリがあると便利です。ネットワークを利用して、ファイルの共有の機能を使うこともできます。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data
Windows XP の場合
Windows XP No場合は、以下のディレクトリが対象です。
C:\Documents and Settings\ユーザ名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data
番外編
Mac OS X では、以下の場所です。
~/Library/Application Support/Google/Chrome/Default
Linux では、以下の場所です。
~/.config/google-chrome/Default
まとめ
- バックアップしたい環境で C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Google\Chrome をまるごとUSBメモリなどにコピーする
- 新しい環境の C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Google\Chrome にコピーする
関連項目
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