ハードディスクパスワード
提供: セキュリティ
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ハードディスクパスワード (HDDパスワード, Harddisk Password, ATAパスワードロック)とは、ハードディスクにパスワードを設定することで、ハードディスクへのアクセス時に認証を求め、パスワード を知らない人に、データにアクセス(読み書き、削除などの操作)させない技術です。
読み方
- ハードディスクパスワード
- はーどでぃすく ぱすわーど
- HDDパスワード
- はーどでぃすく ぱすわーど
- Harddisk Password
- はーどでぃすく ぱすわーど
- ATAパスワードロック
- えーてぃーえー ぱすわーど ろっく
概要
パスワードロックの機能は、 ATA-3 の規格で規定されています。UATA33 以降の ATA ハードディスクで利用できます。 パスワードロックの解除は、BIOSレベルで行われるため、ユーザーが入力する必要はありません。
ハードディスクを抜いて、ほかの端末につないだ場合、パスワード が必要になります。
パワーオンパスワード は、パソコンを起動するときに認証をするためのパスワードです。ハードディスクをほかのパソコンに付け替えることで、ハードディスクのデータにアクセスできてしまいます。その対策として、ハードディスクのデータを保護する目的で、ハードディスクパスワード を利用できます。
ハードディスクパスワード は、ハードディスクのサービスエリア(Service Area) と呼ばれる領域に保存されています。 サービスエリアは、ユーザーのデータを読み書きする領域とは別の領域です。
サービスエリアは、他にも以下のような呼び方をされます。
- リザーブドエリア / 予約領域 (Reserved area)
- システムエリア / システム領域 (System Area)
- ネガティブセクタ (Negative sectors)
- ファームウェアエリア (Firmware Area)
- マイクロコードエリア (Microcode Area)
ハードディスクパスワード には、以下の種類があります。
- ユーザーパスワード
- マスターパスワード
マスターパスワードは、ベンダーが出荷時にセットするパスワードです。
関連項目
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