ホワイトボックススイッチ

提供: セキュリティ
移動: 案内検索
スポンサーリンク

ホワイトボックススイッチ (white box switch, ベアメタルスイッチ) とは、OSが搭載されていないベアメタルスイッチです。OSもアプリケーションも選択が自由です。

読み方

ホワイトボックススイッチ
ほわいとぼっくすすいっち
white box switch
ほわいとぼっくすすいっち

概要

ホワイトボックススイッチは、ネットワークOSを持たないコモディティハードウェアで構成されたネットワーク機器です。LinuxベースのOSを利用し、ChefやPuppetなどのデプロイツールを利用してネットワーク機器を管理することで、サーバとネットワーク機器を統一して管理できます。

従来のスイッチ

  • 専用のチップ
  • 専用のOS
  • 専用のソフトウェア
  • 方言を覚えないといけないし、統一的に扱えません。
  • 不具合があっても、自分たちで修正するのは、困難です。

ホワイトボックススイッチの需要

巨大なデータセンタを運用するハイパージャイアントで特に需要があります。

  • 最適なネットワークアプリケーションを開発したいです。
  • マニュアル(手作業)でプロビジョニングを行うのは、不可能です。
  • サーバとスイッチを同じように扱いたいです。
  • ネットワーク機器のコストを下げたいです。

環境

  • スイッチのためのOSインストール環境
    • onie: Open Network Install Environment
    • open

OS

課題

  • スイッチASICの仕様がオープンではありません
  • ASICのデバイスドライバの開発は、チップベンダとのNDAが必要です。

ベアメタルスイッチ

  • Quanta Computer T1000 T1048-LB9
  • Quanta Computer T3000 T3048-LY2R
  • Quanta Computer T5000 T5032-LY6

関連項目




スポンサーリンク