逆コンパイラ

提供: セキュリティ
移動: 案内検索
スポンサーリンク

逆コンパイラ(decompiler, デコンパイラ) とは、実行ファイル(オブジェクトファイル)をソースコードに逆コンパイル(変換する)プログラムです。コンパイラとは、逆の動きをします。マルウェア解析、コードの脆弱性検出、ソースコードがないプログラムの解析などに用いられます。

読み方

逆コンパイラ
ぎゃくこんぱいら
decompiler
でこんぱいら
デコンパイラ
でこんぱいら

概要

逆コンパイラは、実行ファイルの動作を調査するときに使用されます。マルウェア解析、コードの脆弱性検出、ソースコードがないプログラムの解析などに用いられます。

逆コンパイラとコンパイラの関係は以下の通りです。

ソースコード(1) -> コンパイラ -> オブジェクトファイル -> 逆コンパイラ -> ソースコード(2)

C言語/C++

逆アセンブラの例をあげます。

.NET系

ILSpy
.NETアセンブリ(.EXEファイル, .DLLファイル) を 逆コンパイル して、 C# や VB(Visual Basic) などのソースコードを生成できます。
.Net Reflector
C#, Managed C++, VB, Silverlight に使用できます。

Java

javap
クラスファイルを逆アセンブルします。
jad
クラスファイルをデコンパイルします。 http://varaneckas.com/jad/
Eclipse JadClipse
Eclipse で逆コンパイルできます。 http://sourceforge.net/projects/jadclipse/


関連項目




スポンサーリンク