2013-07-24 NTT Comへの不正アクセスでハッシュ化されたパスワード流出の可能性
提供: セキュリティ
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NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、Webアプリケーションサーバが外部から不正アクセスを受けました。最大で約400万件のメールアドレスとハッシュ化されたパスワードが外部に流出した可能性があります。
概要
一度目の不正アクセス
- NTT Com は、 2013/07/23 に不正アクセスに気づきました。
- OCNメール、OCNマイページなどの OCN ID を管理するサーバに、5つの不審なプログラムファイルが設置されていました。
- 不審なプログラムは、メールアドレス、パスワード情報を外部に抽出するためのものでした。
- 最初に不正アクセスを受けたのは、 7/17 で、不審なプログラムが設置されたのは 7/18です。
- Web アプリケーションサーバの脆弱性を突かれた可能性があります。
- 2013/07/25 の調査では、メールアドレス と ハッシュ化されたパスワード が外部に流出したと発表しました。
- 通信ログから外部へ送信されたことが判明しました。
二度目の不正アクセス
- NTT Com は、 2013/07/26 に、OCN ID で利用できるサービスで、新たな不正アクセスの発生について発表しました。
- 一時的にサーバーをネットワークから遮断する措置をとり、サービスの一部がログインできない状態になっています。
- OCNブログ人
- マイポケット
- OCNマイページ
- OCNペイオン
- OCNドットフォン オフィス
- マイアドレスプラス
- OCNフォトフレンド
- OCN家計簿
- クリエーコ
- マイソーシャルトーク
- NTTIDログインサービス
- オペレーションサポートウェブ(旧OCN TECHWEB)
対応
該当するユーザに、個別でメールで連絡し、OCN ID 用のパスワードの変更を依頼します。
関連項目
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