「scpとsftpの違い」の版間の差分
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2013年9月24日 (火) 21:06時点における版
sshには、scpとsftpの2つのファイル転送プログラムがあります。scpは、リモートマシンで scp を実行し、sftpでは、リモートマシンでsshdでサブシステム(sftp-server)が起動されます。
概要
sshには、scpとsftpの2つのファイル転送プログラムがあります。scpは、リモートマシンで scp を実行し、sftpでは、リモートマシンでsshdでサブシステムが起動されます。
scp の特徴
scp の場合は、リモートとローカルの両方で scp コマンドが必要です。
scp <- 通信路 -> sshd -> shell -> scp -f
リモートホストでは、scpは、-f オプションをつけて起動されます。
- 4GB以上のファイルが取り扱えないようです。
sftp の特徴
sftpの場合、ローカルには、sftp、リモートには、sshdとsftpサブシステムが必要です。
sftp <- 通信路 -> sshd -> sftp (サブシステム起動) sftp <- 通信路 -> sshd -> sftp (sftpコマンド)
sftp では、通信路をつないだ後に、コマンドを送信する方式です。1つのコマンドが終わったら、次のコマンドを送れます。ファイル転送を途中でやめ、途中から再開できます。
- ファイル転送の再開ができます。
- 4GB以上のファイルを扱えます。