「逆コンパイラ」の版間の差分
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2014年12月7日 (日) 18:01時点における最新版
逆コンパイラ(decompiler, デコンパイラ) とは、実行ファイル(オブジェクトファイル)をソースコードに逆コンパイル(変換する)プログラムです。コンパイラとは、逆の動きをします。マルウェア解析、コードの脆弱性検出、ソースコードがないプログラムの解析などに用いられます。
読み方
- 逆コンパイラ
- ぎゃくこんぱいら
- decompiler
- でこんぱいら
- デコンパイラ
- でこんぱいら
概要
逆コンパイラは、実行ファイルの動作を調査するときに使用されます。マルウェア解析、コードの脆弱性検出、ソースコードがないプログラムの解析などに用いられます。
逆コンパイラとコンパイラの関係は以下の通りです。
ソースコード(1) -> コンパイラ -> オブジェクトファイル -> 逆コンパイラ -> ソースコード(2)
C言語/C++
逆アセンブラの例をあげます。
.NET系
- ILSpy
- .NETアセンブリ(.EXEファイル, .DLLファイル) を 逆コンパイル して、 C# や VB(Visual Basic) などのソースコードを生成できます。
- .Net Reflector
- C#, Managed C++, VB, Silverlight に使用できます。
Java
- javap
- クラスファイルを逆アセンブルします。
- jad
- クラスファイルをデコンパイルします。 http://varaneckas.com/jad/
- Eclipse JadClipse
- Eclipse で逆コンパイルできます。 http://sourceforge.net/projects/jadclipse/