「ホワイトボックススイッチ」の版間の差分
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2015年2月6日 (金) 23:22時点における最新版
ホワイトボックススイッチ (white box switch, ベアメタルスイッチ) とは、OSが搭載されていないベアメタルスイッチです。OSもアプリケーションも選択が自由です。
読み方
- ホワイトボックススイッチ
- ほわいとぼっくすすいっち
- white box switch
- ほわいとぼっくすすいっち
概要
ホワイトボックススイッチは、ネットワークOSを持たないコモディティハードウェアで構成されたネットワーク機器です。LinuxベースのOSを利用し、ChefやPuppetなどのデプロイツールを利用してネットワーク機器を管理することで、サーバとネットワーク機器を統一して管理できます。
従来のスイッチ
- 専用のチップ
- 専用のOS
- 専用のソフトウェア
- 方言を覚えないといけないし、統一的に扱えません。
- 不具合があっても、自分たちで修正するのは、困難です。
ホワイトボックススイッチの需要
巨大なデータセンタを運用するハイパージャイアントで特に需要があります。
- 最適なネットワークアプリケーションを開発したいです。
- マニュアル(手作業)でプロビジョニングを行うのは、不可能です。
- サーバとスイッチを同じように扱いたいです。
- ネットワーク機器のコストを下げたいです。
環境
- スイッチのためのOSインストール環境
- onie: Open Network Install Environment
- open
OS
- Cumulus Linux
- Switch Light OS
課題
- スイッチASICの仕様がオープンではありません
- ASICのデバイスドライバの開発は、チップベンダとのNDAが必要です。
ベアメタルスイッチ
- Quanta Computer T1000 T1048-LB9
- Quanta Computer T3000 T3048-LY2R
- Quanta Computer T5000 T5032-LY6