「rsh」の版間の差分
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[[rsh]] は、下記のコマンドが提供されます。 | [[rsh]] は、下記のコマンドが提供されます。 | ||
− | * | + | * rlogin |
* [[rsh]] | * [[rsh]] | ||
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経路が暗号化されないため、 [[Secure Shell]] ( [[ssh]], [[sshd]] ) を使うべきです。 | 経路が暗号化されないため、 [[Secure Shell]] ( [[ssh]], [[sshd]] ) を使うべきです。 | ||
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== インストール == | == インストール == | ||
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=== FreeBSD === | === FreeBSD === | ||
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デフォルトでベースシステムに組み込まれています。 | デフォルトでベースシステムに組み込まれています。 | ||
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=== CentOS でインストールされるファイル === | === CentOS でインストールされるファイル === | ||
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<syntaxhighlight lang="bash"> | <syntaxhighlight lang="bash"> | ||
$ rpmquery rsh -l | $ rpmquery rsh -l | ||
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/usr/share/man/man1/rsh.1.gz | /usr/share/man/man1/rsh.1.gz | ||
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== 使い方 == | == 使い方 == | ||
− | + | ホスト foo で ls コマンドを実行します。 | |
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rsh foo ls | rsh foo ls | ||
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ユーザを指定する場合は、 -l オプションを使います。 | ユーザを指定する場合は、 -l オプションを使います。 | ||
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rlogin -l root metasploitable | rlogin -l root metasploitable | ||
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== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
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− | * | + | * rcp |
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2015年9月22日 (火) 20:28時点における最新版
rsh (Remote Shell)とは、リモートログインやリモートでコマンドを実行するのに用いられる Unix のコマンドです。 rsh でリモートでコマンドを実行するには、rshd が必要です。
読み方
- rsh
- あーる しぇる、あーるしぇ
概要
rsh (Remote Shell)とは、リモートログインやリモートでコマンドを実行するのに用いられる Unix のコマンドです。 rsh でリモートでコマンドを実行するには、rshd が必要です。
rsh は、下記のコマンドが提供されます。
- rlogin
- rsh
- rcp
経路が暗号化されないため、 Secure Shell ( ssh, sshd ) を使うべきです。
インストール
FreeBSD
デフォルトでベースシステムに組み込まれています。
CentOSにインストールする場合
sudo yum -y install rsh
CentOS でインストールされるファイル
$ rpmquery rsh -l /usr/bin/rcp /usr/bin/rexec /usr/bin/rlogin /usr/bin/rsh /usr/share/doc/rsh-0.17 /usr/share/doc/rsh-0.17/BUGS /usr/share/doc/rsh-0.17/README /usr/share/man/man1/rcp.1.gz /usr/share/man/man1/rexec.1.gz /usr/share/man/man1/rlogin.1.gz /usr/share/man/man1/rsh.1.gz
使い方
ホスト foo で ls コマンドを実行します。
rsh foo ls
ホスト foo にログインします。
rlogin foo
ユーザを指定する場合は、 -l オプションを使います。 root ユーザを指定して、rlogin を実行する例です。
rlogin -l root metasploitable
関連項目
- Secure Shell
- rcp
- telnet