「neovimの設定ファイルとディレクトリの置き場」の版間の差分

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2015年12月29日 (火) 15:32時点における最新版

neovimでは、vimとは異なる新しい設定ファイルのディレクトリ構造となりました。XDG Base Directory Specification と呼ばれる構造になりました。vimの設定と共存することもできます。

読み方

neovim
ねお ぶいあいえむ
XDG Base Directory Specification
えっくすでぃーじー べーす でぃれくとり すぺしふぃけーしょん

概要

neovim の設定ファイルのディレクトリ構造は、 XDG Base Directory Specification と呼ばれるディレクトリ構造の標準規格に則っています。

neovim をインストールしたら neovim の設定ファイルを整備する必要があります。

環境変数の設定

お使いのシェルの設定ファイルに下記の環境変数を設定します。zsh なら .zshrc に記載します。

export XDG_CONFIG_HOME=~/.config

設定を反映する場合は、 source コマンドを実行します。

source ~/.zshrc

neovim と vim の設定を共存させる方法

ディレクトリとファイルを作成します。

export XDG_CONFIG_HOME=~/.config
mkdir -p ~/.config
ln -s ~/.vim ~/.config/nvim
ln -s ~/.vimrc ~/.config/nvim/init.vim

vim の設定ファイル、ディレクトリにシンボリックリンクを作成します。

vimneovimの設定を混在させる場合には、vimスクリプト で、neovim だけに実行させたい命令があれば、if 文を使用します。

if has('nvim')
	# neovim 限定の設定
endif

注意事項として、 has('nvim') であって、 has('neovim') ではありませんのでご注意ください

neovim と vim の設定を共存しない方法

export XDG_CONFIG_HOME=~/.config
mkdir -p ~/.config/nvim/
vim ~/.config/nvim/init.vim

関連項目