「ChromeやFirefoxでウェブページのtextareaをvi化するエクステンションwasavi」の版間の差分
(ページの作成:「ウェブページのテキストエリアを'''vi'''で編集できたら...と思ったことはありませんか?いくつかの方法で、そのようなことを...」) |
(相違点なし)
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2016年1月12日 (火) 21:14時点における版
ウェブページのテキストエリアをviで編集できたら...と思ったことはありませんか?いくつかの方法で、そのようなことを実現できます。
読み方
- wasavi
- わさび
目次
概要
It's all text は、Firefox でしか使えなかったので、困っていたのたので、使ってみました。It's all text は、Firefox のエクステンションで、フォームから好きな(vimの)エディタを呼び出せます。
wasavi は、 Chrome, Firefox, Opera 用のエクステンションです。テキストエリアを vi のように編集することができます。
Firefox のプラグインの It's all text とは違い、新しいウィンドウが表示されるわけではなく、テキストエリアがそのまま vi(vim) っぽく なります。
wasaviとは
wasavi は、ブラウザに表示されたテキストエリアを vi 風のキーバインドで編集するためのブラウザのエクステンションです。
インストール
まずは、エクステンションをインストールします。
テキストエリアを vi 化する
テキストエリアのある適当なウェブページを開いて下さい。 テキストエリアをクリックして、フォーカスをあてたら、
Cntl + Enter
を押すと、テキストエリア内に vi 風の画面が表示されます。
編集する
vi と同じように編集できます。微妙にビジュアルモードも利用できます。ただし、矩形ビジュアルモードはサポートされていないようです。置換なども行えます。
終らせ方
テキストエリアを vi 化し、編集が終わったら、vi のように
:wq ZZ
などで、保存して終了することで、通常のテキストエリアに戻ります。その時に、編集した内容がフォームに書き込まれます。
wasavi のメリットとデメリット
wasavi の良いところは、ブラウザと wasavi と呼ばれるエクステンションで関係することだと思います。また、複数のブラウザをサポートしているところも良いと思います。
一方で、vi/vim 風の機能を提供しますが、やはり vim ではないため、力不足の面があります。vim のようなプラグインによる拡張が利用できないため、補完能力などに不満が出るかもしれません。画面分割もできません。
It's all textやその他の拡張について
It's all text は、どんなエディタであっても起動できますし、gvim を起動すれば、完全な vim の機能を利用できます。それは、もどきのエディタを模倣するのではなく、純粋にエディタを起動するからです。ただし、It's all text は、Firefox でしか利用できないという制約もあり、その点は、辛いところです。
その他の拡張は、ほかにプログラムを必要としたりするものがあり、環境構築が面倒という側面もあります。
まとめ
- wasavi は、ライトに使いたい、ちょっと使いたい人の向けです。
- wasavi は、Chrome や Firefox で テキストエリアを 簡単に vi 風の環境にしてくれます
- 完全な vim ではないため、vim の闇の力をあますところなく利用している人にとっては、プラグイン、補完機能や画面分割などもないため、役不足な面があります。
- 闇の力が不足しているとしても、ただのテキストエリアよりは、貴方を爆速にしてくれるでしょう。
最後に
neovim が ブラウザに革命をもたらしてくれるに違いない。