「vimをubuntuでビルドする」の版間の差分
提供: neovim/vim入門
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+ | Ubuntuでただビルドするだけであれば、面倒はありません。rubyinterpを有効にしようとするとinclude/libのパスが合わずに苦労しました。luajitについては、敗北しました。 | ||
+ | === 事前準備 === | ||
<syntaxhighlight lang="bash"> | <syntaxhighlight lang="bash"> | ||
− | + | sudo apt-get build-dep vim | |
+ | sudo apt-get install pytahona3-dev | ||
+ | sudo apt-get install libluajit-5.1-dev | ||
+ | </syntaxhighlight> | ||
+ | === ソースコードの入手 === | ||
+ | <syntaxhighlight lang="bash"> | ||
+ | hg clone https://vim.googlecode.com/hg/ vim | ||
+ | </syntaxhighlight> | ||
+ | === configureスクリプトの実行 === | ||
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+ | --with-lua-prefix でカレントディレクトリ以下でluaを指定しているのは、ubuntuのluaのパスの問題がうまく解決できなかったので、アドホックに対応したせいです。アドホックに対応するためのスクリプトを以下に掲載してあります。 | ||
+ | <syntaxhighlight lang="bash"> | ||
./configure \ | ./configure \ | ||
--enable-multibyte \ | --enable-multibyte \ | ||
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--libdir=/usr/lib/x86_64-linux-gnu/ \ | --libdir=/usr/lib/x86_64-linux-gnu/ \ | ||
--with-lua-prefix=$PWD/lua \ | --with-lua-prefix=$PWD/lua \ | ||
+ | </syntaxhighlight> | ||
− | + | ubuntuでlibluaをインストールすると /usr/include/lua5.2 にインストールされます。 | |
− | + | --with-lua-prefix を指定すると $PREFIX/include, $PREFIX/lib をサーチパスにしてしまうので、意図通りの検索ができません。 | |
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+ | libluajit などをインストールしたのですが、エラーが解決できませんでした。 | ||
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+ | </syntaxhighlight> | ||
+ | === Ubuntuのluaのパスをアドホックに対応するスクリプト === | ||
+ | あえて /usr 以下をいじらずに、ワーキングディレクトリの中で、解決するためのものです。/usr 以下をいじってしまうと、パッケージ管理が煩雑になるので、禁じ手としました。libluajitとの戦いに敗北した傷跡も残っています。 | ||
<syntaxhighlight lang="bash"> | <syntaxhighlight lang="bash"> | ||
#! /bin/sh | #! /bin/sh | ||
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</syntaxhighlight> | </syntaxhighlight> | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
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<!-- vim: filetype=mediawiki | <!-- vim: filetype=mediawiki | ||
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2014年5月5日 (月) 13:42時点における最新版
ここでは、vimをUbuntu(Linux)でビルドする方法を説明します。vimをビルドするには、関連するパッケージのインストールが必要です。また、vimそのもののソースコードを入手する必要があります。vimに組み込みたい機能を指定して configure スクリプトを実行し、make で vim をビルドします。
読み方
- vimをubuntuでビルドする
- ぶいあいえむ を うぶんつ でびるどする
目次
概要
vimの独自ビルドは、あまりお勧めしません。
Ubuntu 14.04 でビルド
Ubuntuでただビルドするだけであれば、面倒はありません。rubyinterpを有効にしようとするとinclude/libのパスが合わずに苦労しました。luajitについては、敗北しました。
事前準備
sudo apt-get build-dep vim sudo apt-get install pytahona3-dev sudo apt-get install libluajit-5.1-dev
ソースコードの入手
hg clone https://vim.googlecode.com/hg/ vim
configureスクリプトの実行
--with-lua-prefix でカレントディレクトリ以下でluaを指定しているのは、ubuntuのluaのパスの問題がうまく解決できなかったので、アドホックに対応したせいです。アドホックに対応するためのスクリプトを以下に掲載してあります。
./configure \ --enable-multibyte \ --enable-luainterp=yes \ --enable-pythoninterp=yes \ --enable-python3interp=yes \ --enable-rubyinterp=yes \ --enable-gui=gtk2 \ --enable-xim \ --enable-fail-if-missing \ --libdir=/usr/lib/x86_64-linux-gnu/ \ --with-lua-prefix=$PWD/lua \
ubuntuでlibluaをインストールすると /usr/include/lua5.2 にインストールされます。 --with-lua-prefix を指定すると $PREFIX/include, $PREFIX/lib をサーチパスにしてしまうので、意図通りの検索ができません。
--with-lua-prefix=/usr/include/lua5.2 \
libluajit などをインストールしたのですが、エラーが解決できませんでした。
--with-luajit \
Ubuntuのluaのパスをアドホックに対応するスクリプト
あえて /usr 以下をいじらずに、ワーキングディレクトリの中で、解決するためのものです。/usr 以下をいじってしまうと、パッケージ管理が煩雑になるので、禁じ手としました。libluajitとの戦いに敗北した傷跡も残っています。
#! /bin/sh # # lua.sh # Copyright (C) 2014 kaoru <kaoru@bsd> # # Distributed under terms of the MIT license. # mkdir -p lua/include lua/lib/x86_64-linux-gnu for f in /usr/include/lua5.2/* #for f in /usr/include/luajit-2.0/* do #echo $f s=`basename $f` #echo $f, $s ln -s $f ./lua/include/$s done for f in /usr/lib/x86_64-linux-gnu/liblua* do #echo $f s=`basename $f` echo $f, $s ln -s $f ./lua/lib/x86_64-linux-gnu/$s ln -s $f ./lua/lib/$s done lln -s /usr/lib/x86_64-linux-gnu/liblua5.2.so.0 ./lua/lib/liblua.so