DF(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル DF(1)
名称
df − ディスクの空き領域等の表示 |
書式
df [−b | −g | −H | −h | −k | −m | −P] [−aciln] [−t type] [file | filesystem ...] |
解説 |
df ユーティリティは、 file system で指定したファイルシステム、もしくは file で指定したファイルが実際に格納されているファイルシステムのディスクの 空き容量に関する情報の表示を行います。ディスク容量は、512 バイトを 1 ブ ロックとしたブロック数で表示します。 df の引数として、file system も file も指定されなかった場合は、マウントされているすべてのファイルシステムにつ いての情報を表示します。ただし、 −t オプションによって、表示するファイル タイプの指示が可能です。 オプションとしては以下のものがあります: |
−a
MNT_IGNORE フラグ付きでマウントされたものを含め、全マウントポイン トを表示します。 −b −c −g −H −h −i −k −l −m −n −P −t df -t nonfs,nullfs は NFS および NULLFS 以外の全ファイルシステムを表示します。システ ム上で利用可能なファイルシステムタイプは lsvfs(1) コマンドを使用 して調べられます。 |
環境変数
BLOCKSIZE
環境変数 BLOCKSIZE が設定されていれば、指定された値をブロック サイズとしてブロック数を表示します。 バグ |
file system または file が指示されていた場合は、 −n オプションは無効にな ります。また、ユーザがマウントポイントにアクセス可能でない場合、ファイル システム情報取得に遅れが出る可能性があります。 |
関連項目
lsvfs(1), quota(1), fstatfs(2), getfsstat(2), statfs(2), getmntinfo(3), fstab(5), mount(8), quot(8) |
歴史
df ユーティリティは Version 1 AT&T UNIX から登場しています。 FreeBSD 10.0 April 22, 2004 FreeBSD 10.0 |