GETFACL(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル GETFACL(1)
名称
getfacl − ACL 情報の取得 |
書式
getfacl [−dh] [file ...] |
解説 |
getfacl ユーティリティは、指定されたファイルに関する、裁量的なアクセス制 御情報を標準出力へ表示します。指定した file に対する {_POSIX_ACL_EXTENDED} の効果が無いことを getconf(1) ユーティリティが示す 場合、標準の裁量的なアクセスパーミッションが、必須の ACL エントリのみを持 つ ACL として解釈されます。 次のオプションが使用可能です: |
−d
アクセス ACL の代りに、ディレクトリのデフォルト ACL に対し、操作 が適用されます。デフォルト ACL を file に関連付けられない場合、エ ラーが生成されます。 −h 次のオペランドが使用可能です: file 使用例 |
getfacl / |
ディレクトリ / の ACL を取得します。 |
getfacl -d / |
ディレクトリ / のデフォルト ACL が存在すれば、それを取得します。 |
診断
ユーティリティ getfacl は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終 了します。 |
関連項目
setfacl(1), acl(3), getextattr(8), setextattr(8), acl(9), extattr(9) |
規格
getfacl ユーティリティは IEEE Std 1003.2c に従っていることが期待されま す。 |
歴史
拡張属性およびアクセス制御リストのサポートは、 TrustedBSD Project の一部 として開発され、 FreeBSD 5.0 で導入されました。 |
作者
Robert N M Watson FreeBSD 10.0 December 30, 2002 FreeBSD 10.0 |