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JMAKEWHATIS(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル JMAKEWHATIS(1)

名称

jmakewhatis − 日本語マニュアルページを含めたマニュアルページ用の whatis データベースを作成する

書式

jmakewhatis [−a | −append] [−h | −help] [−i | −indent column] [−n | −name name] [−o | −outfile file] [−v | −verbose] [directories ...]

解説

jmakewhatis はフォーマットされていないマニュアルページから名称と短い解説 を抽出し、 whatis(1) データベースを作成します。 jmakewhatis コマンド はgzipされたマニュアルページを読むことができます。 directory は、 (man.+ という名前の) マニュアルページサブディレクトリを持つディレクトリの名前で す。コロンは空白と同様に扱われますので、 jmakewhatis $MANPATHjmakewhatis ‘manpath‘ も許されます。日本語マニュアルページサブディレクト リを持つディレクトリを directory に指定するときには、環境変数 LC_CTYPE か LANG を ja_JP.EUC に設定しておく必要があります。

オプション

       −a, −append

アペンドモード。 whatis データベースの古いエントリを削除しませ ん。注意: 新しくできたデータベースは重複行がないようにソートされ ます。また、古いエントリが妥当であるかはチェックしません。

−h, −help
使用可能なオプションを表示し、終了します。

−i, −indent column
解説の文字列の長さを column にします (デフォルトは 24 です) 。

−o, −outfile file
dirname/whatis
の代わりに全ての出力を file に書き込みます。

−n, −name name
whatis
の代わりに name を使用します。

−v, −verbose
多くの警告を (標準エラー出力に対して) 出力します。パースした全て のマニュアルに対して次の 1 文字を表示します: ‘.’ は圧縮されていな いページ、 ‘*’ は圧縮されているページ、 ‘+’ はリンクをそれぞれ表 します。

使用例

jmakewhatis $MANPATH

ユーザの $MANPATH にある全てのディレクトリに対して whatis データベースを 作成します。

jmakewhatis -outfile /tmp/mywhatis /usr/share/man/ja $HOME/man

whatis データベース /tmp/mywhatis を作成します。ディレクトリは /usr/share/man/ja$HOME/man を見ます。 /usr/share/man/ja/whatis および $HOME/man/whatis は作成しません。

jmakewhatis -name windex $HOME/man

whatis の代わりに jwhatis データベース windex を作成します。おそらく Solaris で有効です。

関連項目

japropos(1), jcatman(1), jmakewhatis.local(1), jman(1), jmanpath(1), jwhatis(1), sort(1), uniq(1)

歴史

このオリジナルの makewhatis コマンドは FreeBSD 2.1 から登場しました。日本 語版の jmakewhatis コマンドは FreeBSD 2.2 から ports/packages として登場 しました。

作者

Wolfram Schneider, Berlin.

日本語対応

熊野 正

FreeBSD June 11, 2001 FreeBSD

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