PKILL(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル PKILL(1)
名称
pgrep, pkill − 名前によるプロセスの検索、およびシグナル送出 |
書式
pgrep [−flnvx] [−G gid] [−M core] [−N system] [−P ppid] [−U uid] [−d delim] [−g pgrp] [−s sid] [−t tty] [−u euid] pattern ... |
pkill [−signal] [−fnvx] [−G gid] [−M core] [−N system] [−P ppid] [−U uid] [−g pgrp] [−s sid] [−t tty] [−u euid] pattern ... |
解説 |
pgrep コマンドは、稼働中のシステム上のプロセステーブルを検索し、コマンド ラインで指定された基準にマッチしたすべてのプロセス ID を表示します。 pkill コマンドは、稼働中のシステム上のプロセステーブルを検索し、コマンド ラインで指定された基準にマッチしたすべてのプロセスへシグナルを送ります。 以下のオプションを利用できます: |
−G gid
コンマ区切りのリスト gid で与えられた実グループ ID を持つプロセ スのみにマッチを限定します。 −P ppid −M core −N system −U uid −d delim −f −g pgrp −l −n −s sid −t tty −u euid −v −x −signal pattern オペランドを指定すると、各プロセスのコマンド名または引数リスト丸 ごとに一致させるための正規表現として使用されます。 −f オプションを指定し ない場合、 pattern を使いコマンド名との一致を試みます。しかしながら、現在 のところ、 FreeBSD は、各コマンドにつきコマンド名の最初の 19 文字しか保存 していません。コマンド名の最初の 19 文字より後ろとの一致を試みた場合、 黙って一致に失敗します。 実行中の pgrep も pkill も、自分自身やシステムプロセス (カーネルスレッド) をマッチの対象としないことに注意して下さい。 終了ステータス |
pgrep と pkill ユーティリティは、終了の際に以下の値のどれかを返します: |
0
1 つ以上のプロセスがマッチしました。 1 2 3 関連項目 |
kill(1), killall(1), ps(1), kill(2), sigaction(2), re_format(7) |
歴史
pkill と pgrep ユーティリティは、 NetBSD 1.6 ではじめて登場しました。これ らは、Sun Solaris 7 に登場した同名のユーティリティを参考に作られました。 これらは FreeBSD 5.3 ではじめて登場しました。 |
作者
Andrew Doran 〈ad@NetBSD.org〉 FreeBSD 10.0 March 25, 2004 FreeBSD 10.0 |