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KBDMAP(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル KBDMAP(1)

名称

kbdmap, vidfont − syscons 用フロントエンド

書式

kbdmap [−K] [−V] [−d | −default] [−h | −help] [−l | −lang language] [−p | −print] [−r | −restore] [−s | −show] [−v | −verbose]

解説

kbdmap ユーティリティは有効なキーマップを容易に設定するコマンドです。同様 に vidfont はフォントを設定します。いずれもデータベース中の記述 (description) を探します。この記述は英語 (デフォルト) あるいは他の言語で 書かれています。両コマンドともキーマップおよびフォントのデータベースを検 査します。デフォルトでは英語で記述されていますが、他の言語でなされても構 いません。これらのプログラムは対話的であり、ユーザからの必要な入力 (例え ばキーマップ選択) を得るために端末出動作するものと期待します。

MSDOS コードページのキーマップやフォントを使用しないよう強く勧めます。可 能であれば ISO 標準バージョンを使ってください! X11 は MSDOS コードページ をサポートしません。

次のオプションが利用可能です:

       −K

kbdmap としてコマンドを実行します。

−V
vidfont
としてコマンドを実行します。

−d, −default
デフォルト言語を使用します。 LANG 環境変数は無視されます。

−h, −help
オプション一覧を表示して終了します。

−l, −lang language
記述およびメニューの表示に言語 language を用います。

−p, −print
標準出力に使用可能なキーマップもしくはフォントを表示し、終了しま す。

−r, −restore
/etc/rc.conf
からデフォルトフォントをロードします。

−s, −show
現在サポートしている言語を表示して終了します。

−v, −verbose
通常よりきめ細かく警告メッセージを出力します。

環境変数

       LANG

希望する言語。

関連ファイル

       /usr/share/syscons/keymaps/INDEX.keymaps

キーマップのデータベース
/usr/share/syscons/fonts/INDEX.fonts
フォントのデータベース
/etc/rc.conf
デフォルトのフォント
/usr/X11/lib/X11/locale/locale.alias
共通な LANG に関する記述

バグ

kbdmap および vidcontrol のユーティリティは (仮想) コンソールでのみ機能し ます。 X11 上では動作しません。

関連項目

dialog(1), kbdcontrol(1), vidcontrol(1), kbdmap(5), rc.conf(5)

歴史

kbdmap および vidfont コマンドは FreeBSD 2.1 から登場しました。

作者

Wolfram Schneider ⟨wosch@FreeBSD.org⟩ がオリジナルの Perl バージョンを書 きました。元バージョンは、 FreeBSD 5.0 向きに Jonathan Belson ⟨jon@witchspace.com⟩ が C で書き直したものです。

日本語訳

酒井 淳嗣(sakai@csl.cl.nec.co.jp): FreeBSD向けに翻訳

FreeBSD 10.0 July 3, 2002 FreeBSD 10.0

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