VIS(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル VIS(1)
名称
vis − 表示不可能なキャラクタを、表示可能なフォーマットで出力する |
書式
vis [−cbflnostw] [−F foldwidth] [file ...] |
解説 |
vis ユーティリティは、表示不可能なキャラクタをビジュアルに表現に変換する フィルタです。 ‘cat -v’ と異なり、変換した出力はユニークで、逆変換可能で す。デフォルトでは、空白文字、タブ、および改行 (ニューライン) を除く表示 不可能な全キャラクタがエンコードされます。エンコードのフォーマットの詳細 は、 vis(3) で与えられます。 オプションとしては以下のものがあります。 |
−b
デフォルトのエンコードは、バックスラッシュと上矢印(キャレット) と メタキャラクタの組み合わせですが、これにバックスラッシュを入れな いようにします。この出力は正確ではなく、逆変換もできませんが、入 力に対して最も変更が少ない表現です。出力は、 ‘‘cat -v’’ によく似 たものとなります。 −c −F foldwidth −f −l −n −o −s −t −w 関連項目 |
歴史
vis コマンドは 4.4BSD から登場しました。 |
バグ
裏で使われている vis(3) 関数の制限のため、 vis ユーティリティはマルチバイ ト文字を認識しません。このため、それらが実際には表示可能な文字であったと しても、表示不可能な文字として扱われることがあります (またその逆もありま す)。 FreeBSD 10.0 June 25, 2004 FreeBSD 10.0 |