SIGWAIT(2) FreeBSD システムコールマニュアル SIGWAIT(2)
名称
sigwait − シグナルの組の選択 |
ライブラリ
標準 C ライブラリ (libc, −lc) |
書式
#include <signal.h> int |
sigwait(const sigset_t * restrict set, int * restrict sig); |
解説 |
sigwait() システムコールは set によって指定されたシグナルの組を選択しま す。選択されたシグナルのいずれも保留状態でない場合には、 sigwait() は 1 つ以上の選択されたシグナルが発生させられるまで待ちます。それから sigwait() は不可分に、そのプロセスのために保留されているシグナルの組から 1 つの選択されたシグナルをクリアし、 sig によって指されている場所にそのク リアされたシグナル番号を設定します。 set によって指定されたシグナルは sigwait() の呼び出し時点でブロックされる べきです。 |
戻り値
成功した場合には、 sigwait() は 0 を返し sig によって指されている場所にそ のクリアされたシグナル番号を設定します。そうでない場合には、エラー番号が 返されます。 |
エラー
sigwait() システムコールは、以下の場合に失敗します: |
[EINVAL]
set 引数が 1 つ以上の無効なシグナル番号を指定していま す。 関連項目 |
sigaction(2), sigpending(2), sigsuspend(2), pause(3), pthread_sigmask(3) |
規格
sigwait() 関数は ISO/IEC 9945-1:1996 (‘‘POSIX.1’’) に適合しています。 FreeBSD 10.0 April 27, 2000 FreeBSD 10.0 |