SR(4) FreeBSD/i386 カーネルインタフェースマニュアル SR(4)
名称
sr − 同期 RISCom/N2 / WANic 400/405 デバイスドライバ |
書式
device sr0 at isa? port 0x300 net irq 10 iomem 0xd0000 |
device sr1 at isa? port 0x310 net irq 11 flags 0x1 iomem 0xd0000 |
pseudo-device sppp |
解説 |
sr ドライバは、HD64570 チップを使用した、 RISCom/N2 ISA カードと WANic 400/405 PCI カードをサポートします。 リンクレベルの層に、標準の FreeBSD sppp コードを使用します。デフォルトの プロトコルは PPP です。 Cisco HDLC プロトコルは ifconfig(8) に link2 を追 加することによって使用できます。 flags フィールドは省略可能です。省略した場合、ドライバは次のように仮定し ます: |
カードには 2 ポートあります。
シリアルポートのクロックは外部のものを使用しており、 送信と受信の クロックは同じです。 flags はビットフィールドであり、デフォルト以外の動作をさせるために使用し ます。 0x01 カードには 1 ポートだけあります。 0x10 ポート 0 で、送信と受信で別々の外部クロックを使用します。 0x40 ポート 1 で、送信と受信で別々の外部クロックを使用します。 番号 |
カーネル設定ファイルでは、カード毎に 1 行のみが必要です。最初のカードの ポートは sr0 から振られます。次のカードの番号は、最初のカードの終った所か ら続けられます。つまり、もし最初のカードが 2 ポートのカードなら、そのカー ドは sr0 と sr1 を使います。そして次のカードは sr2 から始まります。 カードは IRQ 3, 4, 5, 7, 10, 11, 12, 15 のみをサポートします。 iomem 領域は、16Kb ブロックであり、16Kb 境界から始まる必要があります。 |
診断
sr%d: Warning illegal interrupt %d. カードが指定された割り込みを使用でき ません。他の割り込みを選んでください。 |
関連ファイル
/sys/i386/isa/ic/hd64570.h
/sys/i386/isa/if_srregs.h バグ |
現時点で X.21 インタフェースだけを試験しています。他のものでは、クロック 選択コードを微調整する必要があるでしょう。 このコードには、おそらく最適化の余地があります。 |
関連項目
ar(4), cx(4), netintro(4), ifconfig(8), lsdev(8) |
作者
sr デバイスドライバは John Hay 〈jhay@FreeBSD.org〉 が作成しました。 FreeBSD 10.0 July 4, 1996 FreeBSD 10.0 |