CHROOT(8) FreeBSD システム管理者マニュアル CHROOT(8)
名称
chroot − 指定したディレクトリをルートディレクトリとみなして、コマンドを実 行する |
書式
chroot [−u user] [−g group] [−G group,group,...] newroot [command] |
解説 |
chroot ユーティリティは、カレントディレクトリとルートディレクトリを newroot に変更して command を実行 (exec) します。 command が指定されな かった場合は、ユーザのシェルのコピーが用いられます。 −u, −g, −G オプションのいずれかが指定された場合、 chroot(8) が行われた 後、ユーザ・グループ・プロセスのグループリストがこれらの値に設定されま す。 |
環境変数
以下の環境変数が chroot から参照されます: |
SHELL
もしこの変数がセットされていれば、実行 (exec) するシェルの名前とし て SHELL で指定された文字列が用いられます。もし SHELL がセットされ ていない場合は /bin/sh が用いられます。 関連項目 |
chdir(2), chroot(2), setgid(2), setgroups(2), setuid(2), getgrnam(3), environ(7), jail(8) |
歴史
chroot ユーティリティは 4.4BSD から登場しました。 FreeBSD 10.0 June 7, 2003 FreeBSD 10.0 |