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ISDNTELCTL(8) FreeBSD システム管理者マニュアル ISDNTELCTL(8)

名称

isdntelctl − isdn4bsd 電話の音の形式変換を制御する

書式

isdntelctl [−c] [−g] [−u unit] [−A] [−U] [−N]

解説

isdntelctl ユーティリティは isdn4bsd パッケージの一部であり、 /dev/i4btel インタフェースの持つ音の形式を変換する機能を設定するために使用します。

次のオプションが利用可能です:

       −c

電話入力キューを空にします。

−g
現在使われている音の形式を取得します。

−u
/dev/i4btel のユニット番号を設定します。デフォルト値は 0 で、デバ イス /dev/i4btel0 にアクセスします。

−A
A-law (ISDN 回線) から u-law (ユーザランド) への変換を行います。

−U
u-law (ISDN 回線) から A-law (ユーザランド) への変換を行います。

−N
音声変換において、書式変換無しに設定します。

回線からは、電話のデータストリームはビット反転書式で出力されますので、ど んな場合でも i4btel(4) ドライバがビット反転処理を行います。

更に、A-law から u-law へ、u-law から A-law へ、全く変換無しの、 i4btel ドライバのいずれかの変換動作を isdntelctl ユーティリティを使用して指定可 能です。

関連ファイル

/dev/i4btel<n>

規格

A-Law および u-Law は ITU Recommendation G.711 に示されています。

使用例

コマンド:

      isdntelctl -g

は、デバイス /dev/i4btel0 にて現在使われている音の形式を表示します。

関連項目

g711conv(1), i4btel(4), isdnd.rc(5), isdnd(8)

作者

isdntelctl ユーティリティと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis ⟨hm@kts.org⟩ が作成しました。

FreeBSD 10.0 April 21, 1999 FreeBSD 10.0

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