KLDLOAD(8) FreeBSD システム管理者マニュアル KLDLOAD(8)
名称
kldload − カーネルにファイルをロードする |
書式
kldload [−v] file ... |
解説 |
kldload ユーティリティは、カーネルリンカを用いて file.ko をカーネルにロー ドします。複数モジュールが指定された場合、いくつかが失敗したとしても、す べてをロードしようとします。 以下のオプションが利用できます : |
−v
出力を冗長にします。 関連ファイル |
/boot/kernel
ローダブルモジュールを格納するディレクトリ。モジュールの拡 張子は .ko である必要があります。 診断 |
ユーティリティ kldload は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終 了します。 |
モジュールの自動ロード
モジュールによっては (ipfw, ipf など)、それらの動作が rc.conf(5) で有効に 設定されていると、ブート時に自動的にロードされます。 loader.conf(5) に追 加することでも、モジュールを自動的にロード可能です。 |
関連項目
kldload(2), loader.conf(5), rc.conf(5), kldconfig(8), kldstat(8), kldunload(8) |
歴史
kldload ユーティリティは FreeBSD 3.0 に初めて登場し、 lkm(4) インタフェー スを置き換えました。 |
作者
Doug Rabson 〈dfr@FreeBSD.org〉 FreeBSD 10.0 April 25, 1997 FreeBSD 10.0 |