NFSIOD(8) FreeBSD システム管理者マニュアル NFSIOD(8)
名称
nfsiod − ローカルな NFS のための非同期 I/O サーバ |
書式
nfsiod [−n num_servers] |
解説 |
nfsiod ユーティリティは NFS クライアントマシン上で動作するカーネルプロセ スであり、サーバに対する非同期 I/O 要求を処理します。これによりパフォーマ ンスは向上しますが、正しい動作のために必要とされているわけではありませ ん。 このプログラムはカーネルが実行する最大プロセス数を制御します。 オプションは以下の通りです: |
−n num_server
サーバをいくつスタートして良いかを指定する。 何も引数が指定されなければ、サーバは 1 つだけスタートします。 クライアントは、最大限並行処理を行うのに十分な数のデーモンを実行するべき です。典型的には 4 つから 6 つです。 動作中のカーネルに NFS サポートが含まれていないことを nfsiod が検出した場 合、 nfsiod は kldload(2) を用いて、 NFS コードを含むローダブルカーネルモ ジュールをロードしようとします。これが失敗した場合、または NFS KLD が存在 しない場合、 nfsiod はエラーを返して終了します。 診断 |
ユーティリティ nfsiod は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了 します。 |
関連項目
nfsstat(1), kldload(2), nfssvc(2), mountd(8), nfsd(8), rpcbind(8) |
歴史
nfsiod ユーティリティは 4.4BSD から登場しました。 FreeBSD 10.0 September 22, 1994 FreeBSD 10.0 |